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ふと浮かんだアイデアや気になるフレーズをどんどんクリップしたい…

 1日のうちで、さまざまなアイデアを思い付いたり、「あ、あれを忘れないでおこう」といった内容をテキストで書き付けたり、はたまた、閲覧している文書ファイルやネットサーフィン中のWebページ上などで、気になる文章を覚書ふうにクリップしておきたいことがある。そんなちょっとしたフレーズやツイートなどを、簡単に、どんどんクリップ&メモしていけるようなソフトがあれば便利だろうなぁ、と思う。

 最近ではスマホに書いておくのが恒例ではあれど、ふだんの作業や調べ物はたいていパソコンでするゆえ、すぐにキーボードでテキストを打ったり、キーボードやマウスを使ってコピペしたりできれば、あとで役立つだろう。そうした“メモ&クリップ帳”を頻繁にチェックして、処理したら消せば、大きな意味でのToDoリスト(発想リスト、アイデアノート)代わりに使う、みたいな使い方も面白いだろう。

 そんなあたり、タスクトレイに常駐するなどでいつでもすぐ使えて、しかも使い勝手のよいソフトが、今回紹介する「CintaNotes」。Webを散策していて見つけて、試しに使ってみたら、これがなかなかユニークなスグレモノなので、紹介しようというわけだ。

 この「CintaNotes」、もちろんアイデアメモとしても使い勝手はいいのだが、真骨頂は、Webページなどのテキストフレーズのクリップ。とりあえず気になるフレーズを選択して、「Ctrl」+「F12」というホットキーを押すだけで、もう「CintaNotes」にクリップされる。しかも、タイトルやURLが自動で付いて保存するので、分かりやすいし手間いらず。クリップの右クリックから元ページを開くこともできる。メモは最新順をはじめ、さまざまな並べ替えや、タグでの整理、検索もできたりして、あとからの使い勝手もよい。

 英語のソフトだが、Vetorでも紹介されている。

図1 Vectorの「CintaNotes」紹介ページ
図1 Vectorの「CintaNotes」紹介ページ
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 説明には、こうある。

WebサイトやPDFファイルなどのテキストをクリップできるメモソフトです。クリップでなく自分でメモを記述することもできます。スクラップしたテキストを編集する機能もあります。

【主な機能】
・ホットキーで素早く簡単にテキストをクリップできます。
・Webサイトやアプリケーション名をメモのタイトルにすることができます。
・WebサイトからのスクラップではWebサイトのURLが自動保存され、そのページを開くことができます。
・タグをつけて、タグによる分類・整理が可能です。
・エディタ機能があり、メモを自由に編集することができます。
・メモの中にURLを記述し、クリック(またはダブルクリック)で開くことができます。
・検索機能を備えており、すべてのメモから指定文字列を検索することができます。
・日時やタイトルをキーにして、メモを並べ替えることができます。
(後略)

 至れり尽くせり、というのが分かるだろう。とりあえず基本機能を使ってみて、タグ付けなどの整理方法は、自分で工夫していけばよい。

 そうそう、このソフト、実はライセンス制のシェアウエアであるが、フリーで主な機能を使えて、ライセンス料(個人25ドル)を払うと、複数ノートブックの作成やHTML出力などさらに高度な機能が使える(詳細については公式ページ参照。翻訳ソフトなどを使って読むといい)。まあ、テキストのクリップやメモ程度なら、フリーの機能のみで問題ないだろう。まずはフリー機能を使い、さらに高度な機能を使いたければ、ライセンス料を支払ってアップグレードするという手もあるだろう。

 そんな感じで、Webページなどのテキストを簡単にクリップできたり、ちょっとした発想などをメモできる「CintaNotes」をダウンロード/インストールして使ってみよう。