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 Outlook 2013は大きな改変こそないものの、随所で使い勝手が向上している。例えば画面左下の「ナビゲーション」(図1、図2)。「予定表」「連絡先」「タスク」などのボタンが並び、ボタンにマウスを合わせると、ミニチュア画面の吹き出しが現れて情報を確認できる。例えば予定表なら、クリックして予定表画面に切り替えることなく予定を確認できて便利だ。

図1 画面を切り替えずに、吹き出し画面で予定表やタスク(やることリスト)の概要を確認できる。タブレットを意識した「インライン返信」にも注目
図1 画面を切り替えずに、吹き出し画面で予定表やタスク(やることリスト)の概要を確認できる。タブレットを意識した「インライン返信」にも注目
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図2 メールを見ているとき、左下の「予定表」ボタンにマウスポインターを合わせると(1)、吹き出しが現れて予定を確認できる(2)。標準では当日の予定が表示されるが、別の日付も自由に選べる
図2 メールを見ているとき、左下の「予定表」ボタンにマウスポインターを合わせると(1)、吹き出しが現れて予定を確認できる(2)。標準では当日の予定が表示されるが、別の日付も自由に選べる
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 タブレットでの使い勝手も考慮されて、「インライン返信」機能が新たに加わった(図3)。「返信」ボタンを押すと、元のメールを表示していた部分ががらっと返信メール作成画面に切り替わる。パソコンでは通常、別ウインドウで返信メール作成画面が開くところだが、この辺りがタッチ対応たるゆえん。ウインドウの切り替えがパソコンと比べて不便なタブレットへの配慮だ。

図3 タブレット向けに改良された新機能の1つが「インライン返信」。「返信」ボタンを押すと、元のメールの部分ががらっと返信メール作成画面に切り替わる(1)(2)
図3 タブレット向けに改良された新機能の1つが「インライン返信」。「返信」ボタンを押すと、元のメールの部分ががらっと返信メール作成画面に切り替わる(1)(2)
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