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Pure Platinum A85X(AMD A85X)(Socket FM2)

メーカー:Sapphire Technology
問い合わせ先:アスク
実勢価格:1万5000円
※SPEC欄の「CPUクロック」「CPUコア電圧」は、BIOSで調整できる範囲です。これらの値は搭載するCPUによって変わります。

注目
◆パーツの電圧を測る接点やCPU温度を表示できる2桁の7セグメントLEDを搭載
◆PCI Express Mini Cardスロットを装備、mSATAのボードも取り付け可能
◆BIOSチップを2個搭載し、スライドスイッチで使いたいBIOSを選べる
 

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 オーバークロック機能を充実させたAMDのAシリーズ向けマザーボード。CPUやメモリーの電圧を直接電圧計で測定できる接点や、CPU温度を表示できる7セグメントLED、電源ボタンやリセットボタンなど、オーバークロック向けの機能を数多く備える。ストレージ端子も多く、Serial ATA 6Gbps端子は7個も搭載する。また、マザーボード中央に、PCI Express Mini CardとmSATAを兼ねたスロットがあり、無線LANボードや、SSDなどを取り付けられる。Socket FM2でPCI Express Mini CardスロットやmSATAを搭載するマザーボードは珍しい。

 映像出力端子は4個と多い。Trinityの機能により、最大3画面まで出力できる。CPU内蔵グラフィックスで多画面環境を構築するのに適している。

 BIOSチップは2個搭載する。電源ボタン近くのスライドスイッチで、起動に使うBIOSチップを選択できる。通常設定とオーバークロック設定のように異なるBIOS設定を2種類用意し、スイッチで切り替えて利用すると便利だろう。また、何らかのトラブルでBIOSチップの中身を消去しても、復旧が容易だ。

 ユーティリティーは、「TRIXX MB」というオーバークロックソフトが付属する。設定機能と監視機能が1画面に収まっており、使いやすい。メイン画面の他に、CPUの温度やファンの回転数を表示するWindows 7のガジェットもある。常にPCの状態を監視したい人にはお薦めだ。

背面端子は、PS/2、USB 3.0×2、USB 2.0×4、DVI-I、HDMI、DisplayPort、アナログRGB、Gigabit Ethernet、各種音声入出力。映像出力は、最大3画面まで対応する。DVI-Iはデジタル出力のみ。
背面端子は、PS/2、USB 3.0×2、USB 2.0×4、DVI-I、HDMI、DisplayPort、アナログRGB、Gigabit Ethernet、各種音声入出力。映像出力は、最大3画面まで対応する。DVI-Iはデジタル出力のみ。
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電源回路は合計8フェーズ。ヒートシンクは幅25×奥行き118×高さ32mm(実測値)で大きい。動作時はほとんど熱くならない。
電源回路は合計8フェーズ。ヒートシンクは幅25×奥行き118×高さ32mm(実測値)で大きい。動作時はほとんど熱くならない。
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Serial ATA端子は全て6Gbpsに対応し、RAID0/1/5/10に対応する。左右の4個の端子は横向きで、巨大グラフィックスボードを取り付けたときに、Serial ATAケーブルが邪魔にならない。
Serial ATA端子は全て6Gbpsに対応し、RAID0/1/5/10に対応する。左右の4個の端子は横向きで、巨大グラフィックスボードを取り付けたときに、Serial ATAケーブルが邪魔にならない。
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PCI Express Mini Cardスロットをマザーボード中央に装備する。端子が同形状のmSATAスロットとしても利用できる。
PCI Express Mini Cardスロットをマザーボード中央に装備する。端子が同形状のmSATAスロットとしても利用できる。
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マザーボード下部に2桁の7セグメントLEDを搭載する。電源投入直後はPOSTコードを表示し、OSの起動開始直後からCPU温度を表示する。
マザーボード下部に2桁の7セグメントLEDを搭載する。電源投入直後はPOSTコードを表示し、OSの起動開始直後からCPU温度を表示する。
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BIOSはUEFIを採用する。タブを切り替えて設定項目を選ぶ画面構成で、テキストベースのBIOSに操作感が近い。画面下部に、動作周波数や電圧、温度などを表示する。
BIOSはUEFIを採用する。タブを切り替えて設定項目を選ぶ画面構成で、テキストベースのBIOSに操作感が近い。画面下部に、動作周波数や電圧、温度などを表示する。
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「TRIXX MB」というオーバークロックユーティリティーが付属する。ベースクロックやPCI Expressの動作速度、CPUやメモリーなどの電圧を変更できる。温度やファンの回転数も監視が可能だ。
「TRIXX MB」というオーバークロックユーティリティーが付属する。ベースクロックやPCI Expressの動作速度、CPUやメモリーなどの電圧を変更できる。温度やファンの回転数も監視が可能だ。
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TRIXX MBはWindows 7 ガジェットも含まれる。小さな画面で、温度やファンの回転数、電圧などを確認可能だ。
TRIXX MBはWindows 7 ガジェットも含まれる。小さな画面で、温度やファンの回転数、電圧などを確認可能だ。
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省電力ユーティリティーは付属しない。システム全体の消費電力を測定し、同じAMD A85Xチップセットを搭載する「F2A85-V PRO」(ASUSTeK Computer」と比較したところ、負荷時の消費電力が、13W低かった。<br>【テスト環境】CPU:A10-5800K Black Edition(3.8GHz)、メモリー:DDR3-1600 2GB×2、HDD:Barracuda 7200.10 250GB(Seagate Technology)。他は共通のテスト環境を使用した。
省電力ユーティリティーは付属しない。システム全体の消費電力を測定し、同じAMD A85Xチップセットを搭載する「F2A85-V PRO」(ASUSTeK Computer」と比較したところ、負荷時の消費電力が、13W低かった。
【テスト環境】CPU:A10-5800K Black Edition(3.8GHz)、メモリー:DDR3-1600 2GB×2、HDD:Barracuda 7200.10 250GB(Seagate Technology)。他は共通のテスト環境を使用した。
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