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A85F2-A GOLDEN(AMD A85X)(Socket FM2)

メーカー:ECS
問い合わせ先:日本エリートグループ
予価:1万2000円
※SPEC欄の「CPUクロック」「CPUコア電圧」は、BIOSで調整できる範囲です。これらの値は搭載するCPUによって変わります。

注目
◆映像出力端子が4種類と多く、3画面出力も可能
◆コンデンサーやチョークコイルなど、金色の部品で装飾
◆表面を金色にアルマイト加工しバックプレートが付属
 

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【共通のテスト環境】電源:Silencer 910(PC Power & Cooling)、OS:Windows 7 Ultimate SP1 64ビット日本語版。
【消費電力のテスト方法】消費電力は日置電機の「パワーハイテスタ 3332」で測定した。負荷時状態はフリーソフト「OCCT」で作り出している。

 ECSのSocket FM2マザーボードで、チップセットにAMD A85Xを搭載する上位製品だ。姉妹製品に「A85F2-A DELUXE」がある。どちらも利用しているチップや基板のデザインはほぼ同一。違いは外観だけとみられる。A85F2-A GOLDENは、ヒートシンクや端子、コンデンサーやチョークコイルなどが金色で、派手に装飾している。映像出力端子の樹脂部分も金色に近い色の部品を使うなど、金色の装飾に徹底している。バックプレートまで金色にしているのは面白い。素材や厚さは他のマザーボードに付属するバックプレートとほぼ同じだが、金色にするだけで見栄えがかなり違う。

 これだけ金色の装飾に徹底しているのに、CPUソケットが通常製品と同じ白色なのは残念。遠目からだと、普通のマザーボードに見えてしまう。また、チップセットのヒートシンクも小さいので、金色の面積は過去の製品よりも少ない。

 背面端子は豊富だ。映像出力端子は4種類。USB 3.0端子は、チップセットの4個に加え、PCI Express 2.0 x1接続の外部チップ「ASM1042」(ASMedia)を搭載することにより背面端子を2個追加しており、合計で6個も利用できる。

 付属品は金色のバックプレートの他に、各種マニュアル類と、Serial ATAケーブルが7本含まれているのみ。金色のパッケージでマザーボードが派手な割に、付属品は少なめだ。

映像出力端子は、DVI-D、HDMI、DisplayPort、アナログRGBを搭載しており多い。HDMIの右側は、CMOSの初期化ボタン。端子の金属部分は、表面を金色のアルマイト加工で装飾している。
映像出力端子は、DVI-D、HDMI、DisplayPort、アナログRGBを搭載しており多い。HDMIの右側は、CMOSの初期化ボタン。端子の金属部分は、表面を金色のアルマイト加工で装飾している。
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ヒートシンクや端子類の他に、チョークコイルやアルミ電解コンデンサーなども金色の部品を使う。CPUソケットまで金色だった同社の「Z77H2-A2X」よりは少し地味だ。
ヒートシンクや端子類の他に、チョークコイルやアルミ電解コンデンサーなども金色の部品を使う。CPUソケットまで金色だった同社の「Z77H2-A2X」よりは少し地味だ。
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電源回路は、TDP140WまでのCPUに対応する。同社が「Super Alloy Choke」と呼ぶ金色のチョークコイルは、従来の1.5倍の耐久性があるという。ヒートシンクは小型だが、動作時はほとんど熱くならない。
電源回路は、TDP140WまでのCPUに対応する。同社が「Super Alloy Choke」と呼ぶ金色のチョークコイルは、従来の1.5倍の耐久性があるという。ヒートシンクは小型だが、動作時はほとんど熱くならない。
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背面端子用のバックプレートも金色のアルマイト加工で装飾している。素材や厚みなどは、通常製品のバックプレートとほぼ同じ。
背面端子用のバックプレートも金色のアルマイト加工で装飾している。素材や厚みなどは、通常製品のバックプレートとほぼ同じ。
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「eOC」はオーバークロックソフト。ベースクロックの変更や、CPU、メモリー、チップセットなどの電圧を設定できる。ファンの回転数も確認可能だ。
「eOC」はオーバークロックソフト。ベースクロックの変更や、CPU、メモリー、チップセットなどの電圧を設定できる。ファンの回転数も確認可能だ。
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「eSF」という、CPUファンの回転数を制御できるユーティリティーソフトが付属する。画面のグラフは、縦軸がファンの回転数、横軸がCPUの温度を示しており、見ながら調節できる。
「eSF」という、CPUファンの回転数を制御できるユーティリティーソフトが付属する。画面のグラフは、縦軸がファンの回転数、横軸がCPUの温度を示しており、見ながら調節できる。
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「eBLU」はWindows上で動作するBIOS更新ソフト。「Check Update」を押すと、インターネットから最新BIOS更新ファイルを自動検索する。最新BIOSがある場合は、「Install」を押すだけでBIOSを更新できる。
「eBLU」はWindows上で動作するBIOS更新ソフト。「Check Update」を押すと、インターネットから最新BIOS更新ファイルを自動検索する。最新BIOSがある場合は、「Install」を押すだけでBIOSを更新できる。
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BIOSはUEFIを採用。設定画面は、起動ドライブや言語などを選択できる「EZ Mode」という簡易画面と、詳細設定ができる「Advanced」の2種類。
BIOSはUEFIを採用。設定画面は、起動ドライブや言語などを選択できる「EZ Mode」という簡易画面と、詳細設定ができる「Advanced」の2種類。
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省電力ユーティリティーなどは付属しない。システム全体の消費電力を測定し、同じチップセットを搭載する「F2A85-V PRO」(ASUSTeK Computer)と比較したところ、アイドル時に4W、負荷時に8W低かった。<br>【テスト環境】CPU:A10-5800K Black Edition(3.8GHz)、メモリー:DDR3-1600 2GB×2、HDD:Barracuda 7200.10 250GB(Seagate Technology)。他は共通のテスト環境を使用した。
省電力ユーティリティーなどは付属しない。システム全体の消費電力を測定し、同じチップセットを搭載する「F2A85-V PRO」(ASUSTeK Computer)と比較したところ、アイドル時に4W、負荷時に8W低かった。
【テスト環境】CPU:A10-5800K Black Edition(3.8GHz)、メモリー:DDR3-1600 2GB×2、HDD:Barracuda 7200.10 250GB(Seagate Technology)。他は共通のテスト環境を使用した。
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