PR

FM2A75M-ITX(AMD A75)(Socket FM2)

メーカー:ASRock
問い合わせ先:マスタードシード
実勢価格:9500円
※SPEC欄の「CPUクロック」「CPUコア電圧」は、BIOSで調整できる範囲です。これらの値は搭載するCPUによって変わります。

注目
◆Mini-ITXでSocket FM2に対応、APUを生かした小型PCを自作できる
◆総合ユーティリティーソフト「EXTREME TUNING UTILITY」など、付属ソフトが豊富
 

[画像のクリックで拡大表示]
[画像のクリックで拡大表示]

 Socket FM2で珍しいMini-ITXマザーボード。メモリーソケットは通常と向きが90度異なる独特の配置だ。背面端子付近に取り外し用のツメがあるため、PCケースによっては、メモリーが取り外しにくい。

 高さの低い部品を多用した電源回路は動作温度が高めだ。温度計で測定したところ、60℃を超えた。2時間程度動かしても動作に支障は無かったが、ケース内の換気には気を配った方がよいだろう。

 「X-Boost Technology」というオーバークロック機能が興味深い。キーボードの[X]キーを押して電源を投入すると、CPUを自動オーバークロックする。A10-5800K Black Editionで試したところ、倍率を38から42に変更し、動作周波数を3.8GHzから4.2GHzにオーバークロックした。

映像出力は、HDMIとアナログRGB。背面端子は他にPS/2、USB 3.0×2、USB 2.0×4、eSATA、Gigabit Ethernet、各種音声入出力。
映像出力は、HDMIとアナログRGB。背面端子は他にPS/2、USB 3.0×2、USB 2.0×4、eSATA、Gigabit Ethernet、各種音声入出力。
[画像のクリックで拡大表示]
BIOSは「UEFI Setup Utility」。BIOSからインターネットに接続し、最新BIOSに自動更新できる「Internet Flash」などの機能を備える。
BIOSは「UEFI Setup Utility」。BIOSからインターネットに接続し、最新BIOSに自動更新できる「Internet Flash」などの機能を備える。
[画像のクリックで拡大表示]
「EXTREME TUNING UTILITY」という総合ユーティリティーソフトが付属する。オーバークロックやファンの回転数制御の他に、RAMディスクも作成できる。
「EXTREME TUNING UTILITY」という総合ユーティリティーソフトが付属する。オーバークロックやファンの回転数制御の他に、RAMディスクも作成できる。
[画像のクリックで拡大表示]
システム全体の消費電力を測定した。EXTREME TUNING UTILITYの省電力設定「Intelligent Energy Saver」を有効にすると、アイドル時に3W、負荷時に5W下がった。<br>【テスト環境】CPU:A10-5800K Black Edition(3.8GHz)、メモリー:DDR3-1600 2GB×2、HDD:Barracuda 7200.10 250GB(Seagate Technology)。他は共通のテスト環境を使用した。
システム全体の消費電力を測定した。EXTREME TUNING UTILITYの省電力設定「Intelligent Energy Saver」を有効にすると、アイドル時に3W、負荷時に5W下がった。
【テスト環境】CPU:A10-5800K Black Edition(3.8GHz)、メモリー:DDR3-1600 2GB×2、HDD:Barracuda 7200.10 250GB(Seagate Technology)。他は共通のテスト環境を使用した。
[画像のクリックで拡大表示]