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 「カラリオ」シリーズの売れ筋モデル(図1)。写真の画質にこだわり、他社機と違ってインク全色に写真印刷向きの染料インクを採用(図2)。さらに、自動両面印刷や光ディスクレーベル印刷などの機能を横幅39センチのコンパクトな本体に収めた(図3)。ランニングコストの仕様は、旧モデルと変わらない(図4)。

図1 旧モデルの性能をそのままに、従来はオプションだった自動両面印刷の機能を内蔵しながら本体を大幅に小型化した。上位にファクスやADFを搭載したモデルも用意する
図1 旧モデルの性能をそのままに、従来はオプションだった自動両面印刷の機能を内蔵しながら本体を大幅に小型化した。上位にファクスやADFを搭載したモデルも用意する
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●すべて染料の6色で印刷
図2 写真画質にこだわり、ざらつき感を減らすフォトインクを含め、6色すべて染料インク。たくさん印刷できる大容量タイプも用意する
図2 写真画質にこだわり、ざらつき感を減らすフォトインクを含め、6色すべて染料インク。たくさん印刷できる大容量タイプも用意する

●設置面積が大幅に減少
図3 横幅は競合機の中でもひときわ小さい。背面にある手差し給紙時の用紙支えは、折りたためる。排紙トレイは印刷時に自動で開く
図3 横幅は競合機の中でもひときわ小さい。背面にある手差し給紙時の用紙支えは、折りたためる。排紙トレイは印刷時に自動で開く
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●大容量インクが低コスト
図4 標準規格準拠の測定値。実売価格は各色、標準が620円、大容量が990円。標準インクの売価は安いが、ランニングコストは高い<br/>※L判写真は用紙込みのコスト
図4 標準規格準拠の測定値。実売価格は各色、標準が620円、大容量が990円。標準インクの売価は安いが、ランニングコストは高い
※L判写真は用紙込みのコスト

 実際、写真専用紙に印刷した画像は極めて滑らか(図5)。色のメリハリがはっきりとした鮮やかな写真に仕上がる。半面、普通紙への印刷は不得意。文字や画像の輪郭がぼけ気味で、色調もくすみがちになる。ただ、印刷スピードは写真も文書もかなり速く、特にカラーコピーが速くて快適だ。

●写真は高画質、普通紙は苦手
図5 写真は、肌がとても滑らか。自動補正で陽光の黄色かぶりを取って透明感があり、背景の緑も濃い。時間は15秒(40秒)と速い。コピーは、全体に文字が淡めで輪郭もにじみがち。時間は13秒(22秒)とやはり速い。テキストも文字がやや太り、輪郭がきれいに出なかった[注]
図5 写真は、肌がとても滑らか。自動補正で陽光の黄色かぶりを取って透明感があり、背景の緑も濃い。時間は15秒(40秒)と速い。コピーは、全体に文字が淡めで輪郭もにじみがち。時間は13秒(22秒)とやはり速い。テキストも文字がやや太り、輪郭がきれいに出なかった[注]
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[注]写真は純正の写真用紙(光沢)、他は普通紙(コクヨのKB用紙)を使用。印刷時間は、3枚出力した2枚目以降の平均、カッコ内は1枚目

 給紙は前面にある2段のカセットに加え、背面から手差しで1枚ずつ給紙できる(図6)。手差しは0.6ミリまでの厚紙も給紙でき、封筒印刷などに活躍しそうだ。

図6 給紙は、2段の前面カセットに加え、背面から手差しが可能。カセット上段は2L判まで20枚、下段はA4まで対応で普通紙なら100枚、はがきなら40枚が入る。背面からの給紙は1枚だけだが0.6ミリまでの厚紙が給紙可能。下段のカセットの裏にはレーベル印刷用のトレイを差し込んでおける
図6 給紙は、2段の前面カセットに加え、背面から手差しが可能。カセット上段は2L判まで20枚、下段はA4まで対応で普通紙なら100枚、はがきなら40枚が入る。背面からの給紙は1枚だけだが0.6ミリまでの厚紙が給紙可能。下段のカセットの裏にはレーベル印刷用のトレイを差し込んでおける
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