タッチ操作の新しいユーザーインタフェースを加えたWindows 8の登場に合わせて、ノートパソコンとしてもタブレットとしても使える「コンバーチブル型」の製品が増えている。「XPS 12」もその中の一つ。一見すると普通のノートパソコンと同じだが、フレームの内部をくるりと回転させて折りたたむとタブレット型に早変わりする。
画面をフレームに合わせると、爪でかっちりと固定される仕組みで、小気味良く変形できる。一部のコンバーチブル型パソコンは、携帯時に画面が外側に露出するものがある。XPS 12は通常のノートパソコンと同様に、画面を閉じられるので、液晶画面を保護しやすい。重さは1.52kgで、携帯ノートとして実用に堪える。本体の高さは20mmでインテルが提唱する薄型ノート「Ultrabook」の規定を満たしている。