圧縮・解凍ソフト「ALZip無料バージョン」は、日本最大のフリーソフトサイトであるベクターのランキングで、常に上位にいる人気ソフト。対応ファイル形式の多さと、わかりやすい操作性がその理由だ(図1)。
図1 「ALZip」は、圧縮時は8種類の形式を選択でき、解凍に至ってはZIPやLZH以外にRARやCAB、BZ2、TGZなど40種類もの圧縮ファイルに対応する
[画像のクリックで拡大表示]
解凍は右クリックでOK、形式ごとの使い分けも可能
早速、サイトからファイルを入手し導入しよう(図2、図3)。
図2 図2上のサイトからファイルを入手する。ダウンロードしたファイルをダブルクリックして、表示に従いソフトを導入する
[画像のクリックで拡大表示]
図3 インストール作業の途中で、上の画面が表示されたら、「ALToolbar表示する」のチェックは外そう(1)(2)
[画像のクリックで拡大表示]
ファイルの圧縮は、まずALZipを起動。新規作成メニューで圧縮したいファイルを選択する(図4)。圧縮形式も選ぶことが可能だ(図5)。ファイルを右クリックし、メニューから「ALZipで圧縮」を選んでも実行できる。
(上)図4 まずはファイルを圧縮してみよう。ALZipを起動し、表示されるメイン画面で「新規作成」をクリックする
(下)図5 (1)の「追加」をクリックして、圧縮したいファイルを選ぶ[注]。圧縮ファイルの保存先を選び、圧縮形式を選択後、「圧縮」を押す(2)~(4)
[画像のクリックで拡大表示]
[注]画面に向けてファイルをドラッグ・アンド・ドロップする方法でも、ファイルを追加できる
解凍も非常に簡単。圧縮ファイルを右クリックして、「…に解凍」を選べば元のフォルダーにファイルを解凍できる(図6)。同メニューで「ALZipで解凍」を選べば、解凍先を選ぶなど、細かな設定を行える。昨年のバージョンアップで解凍速度も向上した。
図6 圧縮ファイルを右クリック。解凍のメニューから、ここでは「”画像データ¥”に解凍」を選択。ファイル名と同じ「画像データ」フォルダーが自動作成され、解凍後のファイルが保存される
[画像のクリックで拡大表示]
ALZipを導入すると圧縮ファイルはALZipに連結される。気になるなら、図7のステップで解除しよう。
●ファイルの連結をやめる
図7 「設定」メニュー→「環境設定」→「ファイル連結」と選ぶと、どの圧縮形式をALZipで扱うかを選択できる。ZIPファイルはWindows標準の解凍機能で、そのほかはALZipで、といった使い分けも可能(1)(2)
[画像のクリックで拡大表示]