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 7型タブレットの特徴は携帯性の高さ。本体が軽く小さいので毎日でもバッグに入れて持ち運びできる。片手で長時間持てるので、電車の中での利用にも便利。2万~3万円前後で買える製品が多いのも魅力だ。

 このジャンルの代表的な製品が、グーグルの「Nexus 7」とアップルの「iPad mini」。AndroidとiOS、どちらを選ぶかは「慣れ」や「好み」の部分が大きい。現在使っているスマートフォンと同じOSを採用したものなら操作で迷わず、使いやすいというのが第一の判断だ。

 しかし、そのほかにも見比べるべきポイントがある。まず、本体のサイズ。Nexus 7は本体の横幅が120mmと短く、片手で握るように持つことができる。一方、iPad miniは横幅が134.7mmで、握るように持つのは大人の男性の手でもやっとだ(図1上)。このため、多くのユーザーは側面を手で挟むように持つことになるだろう。

 画面の表示範囲では7.9型液晶を採用するiPad miniの方が有利。Nexus 7は画面の横幅が94mm。これに対してiPad miniは120mmと横幅が広い(図1下)。同じWebページを表示して比べると、多くの人はiPad miniの方が文字が大きくて読みやすいと感じるはずだ。

【片手でも手軽に持てるサイズ、横幅の差がチェックポイント】
図1 携帯性を重視するなら、まずは本体の幅と重さをチェックする。横幅の狭いNexus 7は持ちやすく、横幅の広いiPad miniは画面の見やすさで有利
図1 携帯性を重視するなら、まずは本体の幅と重さをチェックする。横幅の狭いNexus 7は持ちやすく、横幅の広いiPad miniは画面の見やすさで有利
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