「Nexus 7」は、7型タブレットの人気に火を付けたモデル。2万円を切る低価格ながら、4コアCPUや最新OSを搭載するなど、非常にコストパフォーマンスの高い、お買い得な製品だ(図1)。ライバルの「iPad mini」よりも低価格でありながら、画面の解像度など、性能で上回る点も少なくない(図2)。
図1 GoogleとASUSが共同開発した7型ディスプレイを搭載したタブレット。最新版のAndroid OSを搭載しながら、実売価格は2万円を切る安さだ
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【ディスプレイは7型で解像度も十分】
図2 画面サイズは7型。ライバルのiPad miniに比べると若干狭いが、解像度は1280×800ドットと、iPad miniよりも高い。価格が9000円安いのも魅力
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画面表示やスクロールは軽快で、電子書籍や動画の閲覧といった、タブレットならではの用途はひと通りこなせる(図3)。
【電子書籍も動画も手に持って見やすい】
図3 持ち歩きやすいサイズなので、電子書籍や動画を見るのに最適。画面は「Google Play Books」(左)と、DTCP-IP対応DLNAプレーヤーアプリ「Twonky Beam」の画面(下)
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電子書籍は、46判の単行本を片手で持つのと同じ感覚で読めて快適。レコーダ-搭載NASで説明するDLNAプレーヤーアプリを使えば、家庭内LANに接続したブルーレイレコーダーなどで録画した番組も視聴できる。さまざまなコンテンツを存分に楽しめるので、Android OSに慣れていなくても、買って損はないだろう。