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「PhoneClean」(iMobie)

iPhoneなどiOS機器のメンテをPCからできれば…

 毎日使っているスマホ、これらはPC同様、使っていくうちに不要ファイルやアプリのキャッシュ、一時ファイルなどのゴミが溜まっていく。そうなると、動きが鈍くなったり、アプリが異常終了しがちになったり、容量が足りなくなったりする。通信や同期なども、何となくうまくいかないトラブルを引き起こしがち。

 そうしたモバイル端末のゴミを取るクリーンアップには、さまざまなアプリがある。Androidは割と豊富だが、iOS向けは少ない気がする。そうそう、PCと同様、自分自身を自分自身のアプリで行うと、完全にはキレイにできない、ということがある。それならPCに接続して、外部からクリーンアップできたらいいだろう、と思うのだ。iOS機器はiPodちっくな使い方(音楽やポッドキャストを聴く、動画を観る、iTunesストアで音楽などを買う)をしがち。たいていはメディアファイルでけっこうストレージ容量がアップアップな状態だから、空き容量を少しでもクリーンアップで確保できれば、というのもある。

 端末の調子の面からいえば、筆者のiOS端末(主にiPhone 4S、ときどきiPhone 3GS、iPod Touch)、Androidよりも気遣いなく使っているせいか、何となく調子が悪い。そんなときは、いつも書いていることだが、電源を切って再起動したり、電源ボタン+ホームボタンの長押しでリセットしたり、ホームボタンをダブルクリックして、アプリのアイコンを長押しして現れた「-」をタップし、起動しているアプリを全て終了させたり、タスクキラーアプリでタスクを終了させたりなど定期的にやる。それでもやはり、思うような動きを得られなかったり。そこで見つけたのが、今回紹介するパソコンソフト「PhoneClean」だ。

 「PhoneClean」は、筆者が前々から「あればいいなぁ」と思っていた「外部からクリーンアップする」ソフトである。とはいえ、これで全て調子の悪い部分が改善するわけではなく、あくまで「iOS機器を快適に保つ」手段が、上記の対策に加え一つ増えた、という解釈である。一時ファイルやアプリのキャッシュなどをクリーンナップすると調子が良くなる、というのは、PCのシステムやWebブラウザーなどで割と定番ゆえ、スマホにも効くだろう的な考えである。

 使い方は簡単。ソフトを起動、PCにiOS機器をつなぎ、まずはボタンを押してスキャン、スキャンが終わったら、クリアしたい項目のオン/オフをして、クリーンアップボタンを押してクリーンアップするだけである。筆者のiPhoneは32GBタイプ。音楽をロスレス形式でたくさん入れていて、空き容量がない、といつもOSに怒られているのだが、この「PhoneClean」を使った初回のクリーンアップで、400MB以上の領域が確保できてちょっとシアワセ。動きも心なしかキビキビして、なかなか気持ちがよい。

図1 初回のスキャンで、400MB以上のファイルをクリーンアップできる、といわれた
図1 初回のスキャンで、400MB以上のファイルをクリーンアップできる、といわれた
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 中には、クリーンアップすると、設定が消えてしまうなどのアプリがある(筆者の場合、ほんのひとつかふたつ)ようなので、そのあたりは、様子を見てオン/オフするとよい。

 そんな感じで、iOS機器のゴミファイルなどをクリーンアップできる「PhoneClean」をダウンロード/インストールして使ってみよう。英語のソフトではあれど、使い方はシンプルなので、問題はないだろう。