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「JamPack Opener」(ADMS 氏)

作業ごとに開くフォルダーは決まっている…

 PCで作業していて、ふと気付いた。例えばこのコラムの原稿執筆とか、企画書などの書類作成、画像の加工、動画の編集など、作業によって、開くフォルダーは割と決まっている。しかも、どれも、データフォルダーや今までのデータ、テンプレートや素材といった複数のフォルダーを開くのだ。そのあたり、作業をしようとするときに、いちいちフォルダーを探して開くのはけっこう煩わしい。何か簡単にできる方法はないだろうか、と。

 仕事用のPCは、起動してすぐに仕事に取り掛かりたい。そのため、昔よく、朝イチで開きたいいくつかのフォルダーのショートカットを「スタートアップ」フォルダーに入れておき、起動直後にそれらを開いて作業に取り掛かれるような工夫をしていた。ところが、やりたい作業はいろいろあって画一的ではないし、何より、スタートアップに入れておくと、なかなか開かず、そのことでPCの起動もずいぶんと遅くなる気が(環境によって違うと思うが、筆者の仕事用PCは割と貧弱スペックゆえ…)。

 そんなところに、使ってみたいのが、今回紹介する「JamPack Opener」。ぶっちゃけいえば、複数のフォルダーを一度に開けるショートカットを作るソフト。これの存在を知らなかったわけではないが、上記のようなことを考えていて、閃いた。作業ごとにこの「JamPack Opener」でショートカットを作っておき、作業をする前にショートカットをダブルクリックすれば、すぐに作業に取りかかれるというわけ。

 「JamPack Opener」の使い方は簡単だ。一度に開きたいフォルダーを「JamPack Opener」のメインウインドウにドラッグしてボタンをクリックすると、ショートカットを生成する。このショートカットに「オフィス書類作成用」とか「デジカメ画像編集用」とか、ジャンル別に名前を変更するとよい。

 ショートカットは複数作れるので、名前を変えて作業の数だけ作っておくといい。各ショートカットに紐付いて開くフォルダーの変更などはできないため、その都度、ショートカットを作り直す、みたいな感じ。そうそう、フォルダーが多い(5個以上ある)ときには、最小化して開く設定もでき、必要なもののみウインドウを開いて使うこともできる。煩雑にならずデスクトップがスッキリ使える。

 というわけで、この「JamPack Opener」をうまく使いこなすと快適かな、と思うわけだ。ちょっとした手間の削減と言ってしまえばそれきりだが、作業を始める際に、サッっと必要なフォルダーが開けて、なかなか気持ちよく作業ができる。

 そんな感じで、複数のフォルダーを一度に開くショートカットを作れる、「JamPack Opener」をダウンロード/インストールして、使ってみよう。