ソニーは2013年の春モデルで、ノートパソコンを再編した。スタンダードな「Eシリーズ」、ハイスペックな「Sシリーズ」、そしてタッチ対応の「Tシリーズ」という特色を明確にし、機能を強化した。Tシリーズで新たに投入するのが、タッチパネル液晶を搭載する15.5型ノート「VAIO Tシリーズ15」である。
本機「SVT15118CJS」は、そのエントリーモデルである。CPUにはCore i5-3337U(1.8GHz)、メモリーは4GBを搭載。液晶の解像度は1920×1080ドットと基本性能は十分だ。最新のOffice Home and Business 2013も搭載する。
本体の厚さが22.8mmと、15.5型ノートとしては薄いのが特徴。BDXLに対応するブルーレイディスクドライブを搭載しながら、重さが2.35kg、バッテリー駆動時間が5.5時間と、米インテルが提唱するUltrabookの基準を満たしているという。携帯ノートのように外出時に持ち運ぶにはやや重いが、自宅内やオフィス内などで場所を変えながらパソコンを使いたい、というニーズには適している。

