ソニーの2013年春モデル新製品は、ノートパソコン11機種とデスクトップパソコン1機種である。製品ラインアップの変化を下に示す。それぞれ、左側が2012年秋冬モデル、右側が2013年春モデルだ。ノートについては、スタンダードな「VAIO E」シリーズ、ハイスペックな「同S」シリーズ、タッチ対応の「同T」シリーズという特色を明確にした。
Tシリーズには新たに、15.5型のタッチパネル液晶搭載ノートを投入する。14型、13.3型についても、標準でタッチパネル液晶を搭載し、「タッチのT」を明確に打ち出す。EシリーズやSシリーズについては、最新CPUやOffice 2013を搭載するといった強化を施している。
タブレットの形状にもなる携帯ノート「VAIO Duo 11」は、新たに「Office Home and Business 2013」や、手書きノートアプリ「Note Anytime for VAIO」などをプリインストールする(図1)。
ソニーの直販サイトで購入できる「VAIOオーナーメードモデル」では、量販店向けとは異なるスペックや本体色が選択可能な点が特徴だ。Sシリーズ15では白、Sシリーズ13では白と赤、VAIO Duo 11では銀が、直販オリジナルの本体色として選択できる(図2)。

