「FeatureChangeIME」(Hope 氏)
普段はGoogle日本語入力で、かしこまった文章の入力にはATOKを使いたい…
検索ポータルのGoogleが無料で提供してくれている「Google日本語入力」。イマドキの用語や固有名詞に強く、なかなか重宝している。入力していく都度、リアルタイムに表示されるサジェスト機能も強力で、とにかく手放せない。SNSなどへの投稿、友人へのメール、LINEやメッセンジャーでのチャットなど、手軽にいつも使うコトバが出てきて、いい感じ。
Google日本語入力以前は何を使っていたかと言われれば、「ATOK」などの市販のIMEだったり、Officeに付いてくる「Microsoft Office IME」だったり。それらにはお金をかけているし、今までの(学習などの)資産も大きい。
やはりWordなど、オフィスソフトやテキストエディターを使う仕事用途のマジメな書類を作成する際には、Google日本語入力ではなくて、今まで使ってきたIMEを使いたい、と思うことは多々ある。Google日本語入力で変換していると、候補が口語ちっく、というか、普段のコミュニケーション寄りだな、と思うのだ。そんなときには、タスクトレイでIMEを切り替えて、書類の作成中にもSNSやらチャットやらメールやらを扱うと、なかなかうまくいかないのも事実。そのうち面倒になって、どちらかのIMEを選んだまましばらく使っていたり。
そんなあたりを解決するソフトを見つけた。使ってみたら、これはなかなか便利。筆者の場合、デフォルトをGoogle日本語入力にしておき、オフィス系とテキストエディターはATOKを使うように設定している。ウインドウの名前などで切り替えるため、仕事書類の作成中に友だちからLINEで話しかけられても大丈夫だし、LINEのときにはGoogleに切り替わっている、みたいな感じだ。
ソフトの名前は「FeatureChangeIME」、設定にちとコツはいるが、一度設定してしまえば、「FeatureChangeIME」を起動していると自動的に切り替わる。「FeatureChangeIME」の起動が面倒ならば、スタートアップに入れておくとよい。説明にはこうある。
まさにその通り。「やわらか系」のIMEであるGoogleやBaiduを常用している人は特に重宝することと思う。ATOKやMicrosoft Office IMEなどの「お固い系」のみを使っている人も、コミュニケーション的なものにGoogleやBaiduを設定すると、それはそれで便利なので、試してみるといいかも。ソフトウエアとIMEの快適な組み合わせは、工夫していくとよい。
そんな感じで、IMEをソフトウエア別に切り替えられる「FeatureChangeIME」をダウンロード/インストールして、使ってみよう。