日本ヒューレット・パッカードからラインアップされた「HP EliteBook Revolve 810」は11.6型のタッチ液晶を搭載し、ノートPCとタブレットの両スタイルで使えるWindows 8 Pro搭載パソコンだ。特徴は前後の開閉に加えて水平方向にも回転する液晶、Core i5を採用し処理能力も重視した高い基本性能、そしてマグネシウム製ボディーによる堅ろう性だ。
ボディーは厚さ22mm、重さは1.4kg。基本性能は高めで、CPUはCore i5 3437U、メモリー4GB、SSDは128GBを搭載。OSは64bit版のWindows 8 Proを採用している。
法人向け「Elite」ブランドで発売
前回紹介した「HP ElitePad 900」と同じ「Elite」ブランドの法人向け製品。個人でも同社のオンラインストア「HP Directplus」の「法人」、「公共機関」のユーザー向けページで購入できる。
HP ElitePad 900と同じく、米軍の調達基準テストをクリアした高い耐久性を特長としているが、製品コンセプトは異なる。タブレットの操作性と携帯性にノートPCの処理能力と入力性能を備え、1台で2役をこなすマシンである。
HP EliteBook Revolve 810の主な仕様
CPU | Core i5 3437U(1.9GHz) |
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メモリー | 4GB |
SSD | 128GB |
ディスプレイ | 11.6型液晶(1366×768ドット) |
OS | Windows 8 Pro(64bit) |
バッテリー駆動時間 | 8時間 |
サイズ | 幅212×奥行き285×厚さ22mm |
重さ | 1.4kg |
今回はキーボードが英字版の試作機をいち早く試用してみた。タブレット、ノートPC両面から使い勝手をチェックするほか、以下の疑問についても解消していきたい。
HP EliteBook Revolve 810を使う前の疑問
疑問1 液晶が回転する変形スタイルの利点は?
疑問2 米軍規格の堅ろうさは必要?
疑問3 ノートPCとしてインタフェースは十分?