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 富士通のLIFEBOOK AH77/Kは、同社のA4ノートの中では上から2番目のモデルだ。上位モデルとなるLIFEBOOK AH78/JAはテレビノートなので、スタンダードモデルとしてAH77/Kが最上位の製品と考えていいだろう。

 最大の特徴は、タッチ操作に対応した15.6型液晶を搭載していることだ。Windows 8はタッチによる操作が快適なOSだが、A4のスタンダードノートでタッチパネル液晶を採用する製品は意外に少ない。タッチパネル液晶の供給不足も、その理由とされている。

 Windows 8が登場した2012年冬モデルでは、NECのLaVie LシリーズやLaVie Sシリーズに15.6型液晶のタッチパネルモデルがあったのだが、残念なことに今年の春モデルでは姿を消してしまった。東芝もタッチ対応のスタンダードノートdynabook T642を用意するが、液晶は14型とひと回り小さい。15.6型でタッチに対応しているノートは、本製品とソニーのVAIO Tなど限られた存在なのだ。

 価格競争の激しいスタンダードノートだが、LIFEBOOK AH77/Kはタッチ対応というライバルにはない強みを持っているのだ。気になる液晶を含めた完成度はいかばかりであろうか、詳細にレビューしていこう。

15.6型のタッチパネル液晶を搭載したスタンダードノート「LIFEBOOK AH77/K」(富士通)。パネルを開いた状態で、液晶上部の左右が斜めに裁ち落とされたデザインとなっている
15.6型のタッチパネル液晶を搭載したスタンダードノート「LIFEBOOK AH77/K」(富士通)。パネルを開いた状態で、液晶上部の左右が斜めに裁ち落とされたデザインとなっている
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 まずは、外観からチェックしていく。液晶パネルを閉じて上から見ると、普通のパソコンのような長方形ではなく、本体手前のカドが裁ち落とされた独特な六角形をしているのだ。いくらかでも、サイズを小さく見せる効果があるのだろう。

 また、液晶を開いて作業する際も、画面上部の左右が斜めになっているために、額縁がやや狭く見える。なかなか意欲的なデザインである。

天板の仕上げが非常に美しい

 富士通のノートパソコンは、天板の仕上げが非常に美しいのが特徴のひとつ。国内生産を特徴としているメーカーだけに、仕上げにもこだわっているのだ。このモデルの天板も、メタリック系の塗装が非常に美しい。個人的にはワインレッド(ガーネットレッド)が好みだ。つややかで深みのある赤は、他社にはない質の高い仕上がりである。

 たかが天板の塗装と侮るなかれ。毎日使うパソコンは、性能だけで選ぶと満足感がイマイチだ。特にノートパソコンは、使い終わったらぱたりと天板を閉じるケースが多い。そんなときに美しい仕上げだと、所有欲を満たしてくれるのだ。

 安っぽい樹脂むき出しの仕上げと違って、質の良い塗装は手触りがとてもよい。自動車で言うところの、高級車には質の高い塗装が施されているのと同じようなもの。安価なだけのノートとは一線を画するのだ。無限をイメージした富士通のロゴはメッキパーツになっていて、天板の真ん中で映えている。

 パームレストなども同色系の仕上げだが、こちらはおそらくインプリント成型の樹脂なのだろう。表面が平滑で美しく、細かな柄がプリントされている。パームレストやキーボード上部のスピーカー部分も同じ模様が配されていてなかなか美しく、また指紋も目立ちにくい。

天板は非常に美しいメタリック系の仕上げで、メッキパーツのロゴも目立っている
天板は非常に美しいメタリック系の仕上げで、メッキパーツのロゴも目立っている
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スピーカーと電源ボタン部分のアップ。微細な模様が入っている。パームレストにも、この模様が入っている
スピーカーと電源ボタン部分のアップ。微細な模様が入っている。パームレストにも、この模様が入っている
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