日本エイサーのタブレット「ICONIA W7」シリーズに最上位モデルとして「W700D」が登場した。Windows 8搭載タブレットの中でも基本性能の高さや装備の充実を重視しているのが特徴だ。高解像度の液晶、Core i5、大容量のSSDを搭載し、キーボード一体型のカバーが標準で付属する。
液晶の解像度は1920×1080ドットのフルHD、10点マルチタッチに対応し、視野角の広いIPSパネルを採用している。ボディーはアルミ削り出しで厚さは11.9mmとスリム。耐久性に優れ、高級感がある半面、重さは950gあり、タブレット単体としては重い部類だ。
CPUは超低電圧版のCore i5-3337Uを採用、メモリーは4GBを搭載しており、動作は非常に軽快。SSDが128GBと大容量な点も魅力だ。バッテリー駆動もカタログ値で9時間と比較的長い。インタフェースはUSB 3.0を備え、映像出力としてMicro HDMIを搭載、アナログRGBへの変換コネクターも付属する。Windowsタブレットの多くが備えるメモリーカードスロットは搭載していない。
独自の統合ソフト「Acer Ring」を搭載しているのも特徴。これは写真や動画、ドキュメントのビューワーや、無線LAN機能などの制御などに使える。画面に5本指同時タッチで呼び出せ、Windows 8のUIよりも操作が直感的で覚えやすい。