「RecycleBinEx」(FCleaner.com)
ごみ箱にファイルを入れたらすぐ空に、が基本だけど…
パソコンで、不要なファイルをごみ箱に捨てたら、すぐに右クリックして「ごみ箱を空にする」を選んで空にする習慣が付いている。ものぐさな性格のため、放りっぱなしにして気がつくとごみ箱にファイルがたまっていることが多かったため、そういう習慣を付けたのだ。
ところが、この習慣を付けてしまったことで、困ることもいくつかある。間違って捨ててしまったと気づいた、あるいは、いったん捨てたけれど気が変わった、というときに、もう元に戻らないのである。ファイル復活ソフトなどでスキャンして修復しても、なかなか元通りにはならない。
これでは困るので、すぐに空にする習慣をやめてしまったら、また元の、「ごみ箱にファイルいっぱいな自分」に戻ってしまう。このあたりの葛藤を解消するためには、一定期間経過した時に自動で、ごみ箱を空にしてくれるソフトとかあれば便利かなあ、と考えてみた。
便利なごみ箱管理ソフトを発見!
260回以上このユーティリティソフトの連載を書いてきた筆者の常だが、だいたい「こんな感じのソフトないかなあ」と思うと、探せばたいてい見つかる。今回は、そんな感じでいろいろ探してみて見つけた「RecycleBinEx」というごみ箱管理ソフトを紹介しよう。
このソフトは、一定期間過ぎたごみ箱内のファイルを自動的に削除してくれる。筆者の場合なら、例えば1週間=7日間が経過したら自動的に削除、という設定をしておけば、後で間違えたことに気づいたり、気が変わったりしても、1週間の猶予があれば大丈夫かな、と思うわけだ。
そのほか「RecycleBinEx」は、ごみ箱の右クリックメニューに、2日、7日、15日、1カ月、2カ月、3カ月前のファイルを削除する項目を加えてくれる。そのほかにも、「RecycleBinEx」のウィンドウで、名前や時間、サイズなどで並べ替えて削除したいものを選び出して削除できるなど、ごみ箱に関して、気の利いた機能がいろいろある。
そんな感じで、ごみ箱に気の利いた設定や機能を追加してくれる「RecycleBinEx」、困っている人ならすぐ、そうでなければ、こんなソフトがあることを頭の隅に置いといて、いざ必要と思った時に使うといい。
この「RecycleBinEx」をダウンロード/インストールして使ってみよう。英語のソフトだが、使い方はシンプルなので問題はなさそうだ。