PR

(※本特集の価格は3月26日時点の実勢価格)

 一眼レフのような本格的なスタイルに、50倍前後のズームレンズを備えるのが高倍率ズーム機だ。35mm判換算で1200mm相当もの範囲までカバーし、1台でワイドな広角から超望遠まで変化に富んだ撮影が楽しめる。50倍までズームすると、肉眼では見えなかった被写体も大写しできるほどだ。超解像技術を利用したデジタルズームを有効にすれば100倍前後のズームができ、さらに大きく写すこともできる。一眼レフに比べればボディーは軽く、手持ちでも扱えるのが魅力だ。

 機能や装備が充実しているのも特徴で、シャッター速度や絞りを自分で設定したマニュアル撮影も可能。フルオートモードにすればシャッター1つで奇麗に撮れる。初心者から上級者まで使える懐の深さも備えたジャンルといえる。

超解像ズームの併用で100倍、2400mm相当の撮影ができる

 50倍ズームは、スリム20倍ズーム機と比べても2.5倍もの大きな変化が味わえ、遠くの小さな被写体も画面いっぱいに写せる(図1、図2)。超解像技術を利用したズーム機能を併用すれば、画質劣化を最小限に抑えつつ、さらに大きく写すことも可能だ(図3)。

図1 広角端ならば、目の前に広がる風景を広く写し撮れる。25mm前後が主流で、ワイドな印象だ
図1 広角端ならば、目の前に広がる風景を広く写し撮れる。25mm前後が主流で、ワイドな印象だ

図2 50倍ズームにすると、肉眼では確認できなかった鳥などを大写しにできる
図2 50倍ズームにすると、肉眼では確認できなかった鳥などを大写しにできる

図3 超解像技術を利用したズーム機能を併用すれば、さらに大きく写せる。画質も不満はない
図3 超解像技術を利用したズーム機能を併用すれば、さらに大きく写せる。画質も不満はない