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「そのままJPEG」(マグノリア)

オフィスファイルやPDF、テキスト、図面などのファイルを送りたいが…

 仕事やプライベートで、オフィス文書やPDF、テキストなどのファイル、図面や表、見取り図などのデータなどを電子メールなどで送りたいことがある。最近なら、Dropboxなどのクラウドストレージで相手と共有という場合もある。

 そんなときは、元ファイルを送ったり共有したりするが、相手がそれらを開けるアプリケーションを持っていない可能性もある。この場合、PDFなどに変換して送ることも考えられる。

 ただしいずれにしても、文書や表データなどのファイルを送るのは不安もある。ファイルを改ざんされたり、ファイルそのものやテキストを転用されたり、心配は尽きない。特に大事な内容の場合は、ストレスが溜まってしまう。このあたり、何とかならないものか。

何かと便利なJPEG画像

 そこで1つの方法として提案したいのが、書類を画像ファイルに変換して送ること。誰でもそのままクリックで表示できるJPEG画像だ(Windowsのデフォルト状態なら「Windowsフォトビューワー」で開く)。これなら汎用性もクリア、そして改ざんや転用の可能性も、まるっきりないとは言えないものの、画像に固定化している分リスクが小さくなる。しかも、JPEGそのものがファイル容量を圧縮するファイル形式なので、ファイルサイズが比較的コンパクトで済む。JPEGファイルならスマートフォンやタブレット端末でも問題なく読める。

 セキュリティの観点でいえば、Webページ作成時に、そのままコピー&ペーストしてもらいたくない文章を載せる場合などに、テキストに見せかけた画像で代用するということはよく行われる。この用途で、テキスト代わりのJPEGを作成するのも良いかもしれない。ほかにも、Webページでのアカウント登録やオンラインショッピング・ネットオークションの売買成立時のページなどを画像で取っておく、といった記録用途にも使えそうだ。

 これを実現するのが、今回紹介する「そのままJPEG」というソフト。以前は有料で販売されていたものだが、今はサポートなし、スポンサーソフト同梱(インストール時にオフにできる)という条件で、無料提供されている。