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レバーを引いて、落書きが消える“あの”オモチャ

 幼いころ遊んだオモチャの中でも、特に印象深い一品がある。商品名はすぐに出てこないが、そのオモチャは、砂鉄や磁石を敷いたような画面をしていて、専用ペンで落書きするものだった。そして本体のレバーを「ガチャン!」と引くと、なぜかその落書きが消えていく。この仕組みが、子供心に不思議でたまらなかった。「まるで魔法をかけたみたいだ!」とテンションが高くなって、レバーを何回も「ガチャン!」「ガチャン!」と引いていたものだ。

 改めて調べてみると、筆者の記憶と一致するのは、タカラトミーの提供する「せんせい」シリーズのようだ。「せんせい」は1977年に発売されたお絵かきボードで、本体の磁気ボードを使って、繰り返し落書きできる仕組みになっているという。35年以上にもわたるロングセラー商品であるため、ここまで読んで「あっ! あのオモチャね!」とピンときた人も多いことだろう。

 困ったことに、今でも玩具コーナーなどでお絵かきボードを見かけると、ついつい落書きしてしまう。どうやら、幼いころの習慣が身に付いているようだ。大人になった今も、お絵かきボードを見ると、何か書きたくなってウズウズしてくる。書かずにはいられないのだ。そのような中、お絵かきボードとiPhoneケースが合体したアクセサリーがあるという情報を手に入れた。

 センチュリーが提供する「memotty for iPhone 5」は、iPhone 5用のお絵かきメモケースだ。iPhoneケースの裏側にお絵かきボードを備えており、メモや落書きをいつでも書き残せるという。このアクセサリーを使えば、幼いころの記憶も甦ってくるのだろうか? さっそく、調査を開始してみよう!

お絵かきボードを備えた「memotty for iPhone 5」。「せんせい」シリーズとは、直接の関連はないようだ。
お絵かきボードを備えた「memotty for iPhone 5」。「せんせい」シリーズとは、直接の関連はないようだ。
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iPhoneに「memotty for iPhone 5」を装着した。正面から見ると、通常のiPhoneケースとほとんど変わらない。
iPhoneに「memotty for iPhone 5」を装着した。正面から見ると、通常のiPhoneケースとほとんど変わらない。
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