PR

「ベアクロー」「スクリュードライバー」と聞いてピンッ! ときたら

 30代以上の男子なら、一度は夢中になったに違いない「キン肉マン」。その登場キャラクターであるウォーズマンのトレードマーク「ベアクロー」がなんと、iPhoneケースとして登場したというのだ! 「キン肉マン」世代ど真ん中の人であれば、「ゲーッ!」(※作品中によく出てくるセリフ)と、思わず二度見してしまうことだろう。かく言う筆者も「キン肉マン」を読んで幼少期を過ごしてきた世代だ。ああ、段ボール箱いっぱいに詰めこんだ「キンケシ」(キン肉マン消しゴム)も懐かしい!

 ウォーズマンを知らない人のために説明すると、ウォーズマンは「ファイティングコンピューター」という異名を持つ、旧ソ連のロボ超人という設定だ。ウォーズマンのトレードマークは何といっても、手の甲から飛び出す「ベアクロー」。そして必殺技は、片手のベアクローを突き出し、回転しながら相手に突進する「スクリュー・ドライバー」が有名だ。第21回超人オリンピック準決勝で、スクリュー・ドライバーによってラーメンマンを再起不能にしたシーンは、少年マンガ史に語り継がれる名シーンと言えるだろう。

 一方、ウォーズマンのもう1つの必殺技「パロ・スペシャル」も思い出深い。これは簡単に言うと、相手の背後に馬乗りになって、相手の両腕と関節を絞り上げていくという技だ。当時、「キン肉マン」が社会現象になっていたため、このパロ・スペシャルをマネする児童も多発。全国の小学校で「パロ・スペシャル禁止令」が出るほど、当時の「キン肉マン」の影響力はすごかった。

 ……と余談はさておいて、今回は、懐かしの「キン肉マン」の名シーンとともに調査を進めていく!

パッケージ正面。「キン肉マン」のコレクターズアイテムとしても興味深いグッズだ。ベアクローの右下には、手に巻きつけるベルトが付属されている。
パッケージ正面。「キン肉マン」のコレクターズアイテムとしても興味深いグッズだ。ベアクローの右下には、手に巻きつけるベルトが付属されている。
[画像のクリックで拡大表示]

パッケージ裏面。ウォーズマンの名シーンに合わせて、注意書きが書かれている。キン肉マンの公式ライセンスを取得したマークも。
パッケージ裏面。ウォーズマンの名シーンに合わせて、注意書きが書かれている。キン肉マンの公式ライセンスを取得したマークも。
[画像のクリックで拡大表示]