よく使うファイルを“特等席”に置く
パソコンを使っていると、同一のファイルを何度も利用することがよくある。ファイルを使うたびにエクスプローラーを開いて保存場所をたどるのは面倒だ。ファイルをすぐに取り出せる“特等席”を設けて活用しよう。
「昨日作成したあのファイルを開きたい」。そんなときに役立つのが、スタートメニューの「最近使った項目」だ。Windows XPでは「最近使ったファイル」と呼んでいた。この機能が復活できる。最近使った15個までのファイルが登録されるので、とても便利だ(図14 左)。図14 右の画面を開き、「最近使った項目」にチェックを入れよう。
Windows Vista以降のユーザーであれば、エクスプローラーにある「お気に入り」も活用したい(図15)。お気に入りによく使うフォルダーを登録すると、エクスプローラーから一発で開ける。また、保存ダイアログなどにも表示されるようになるのでファイル操作が楽になる。よく使うフォルダーは、エクスプローラーの起動時に表示させることもできる。Windows 7の場合、標準では「ライブラリ」が既定となっているが、図16の画面で「C:\」などに変更可能だ。
よく使うファイルをデスクトップに保存するユーザーも多い。ただ、デスクトップの欠点はウインドウでファイルが隠れてしまい、開けない場合があること。図17の手順でデスクトップのファイルをいつでも見られるようにしておこう。