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 発売当日の2008年7月11日、ソフトバンク表参道に並ぶこと16時間。何とかiPhone 3G(16GB、ホワイト)を手に入れた。それから1カ月。当初は不安定だったSafariも、アップデーターが出て、ずいぶん安定した。AppStoreにもバラエティに富んだアプリがたくさん登場し、iPhoneはますます楽しくなってきた。このように、買った後も進化が止まらずワクワクが続くのもiPhoneの楽しみのひとつ。

 さて、この1カ月間、肌身離さず持ち歩いて感じたiPhoneの「気に入っているところ」と「改善を望むところ」を紹介しよう。少し(というか、本体交換が必要な)トラブルもあったが、それでも最高に楽しい1カ月だった。まずはiPhone 3Gの気に入ったところから。

1.「電話」から脱却したデザイン

 ケータイの用途は、今や電話だけではない。むしろ、メールやネットの方が使用頻度が多い、という方もいるだろう。筆者もここ数年は、電話をする機会よりも、外出先でGmailを確認したり電車の経路検索をしたりと、ネットを閲覧する回数の方が多くなっている。だが、多くの携帯電話は、まだ「電話」から出発しているデザインだ。

 一方、iPhoneは、言われなければ電話には見えない。電話型にこだわらなかったおかげで、誰もが驚く使い勝手を実現したように思う。iPhoneのデザインは、電話として見れば持ちにくい、話しづらいなど不満があるかもしれない。だが、情報端末として見れば手のひらへのフィット感、操作感、画面の大きさなどが絶妙に組み合わせられて、最高の使い勝手を実現している。

 とはいえ、誤解して欲しくないのだが、iPhoneの電話の使い勝手は、決して悪くはない。筆者はNTTドコモのP905iとiPhone 3Gを併用しているが、音のクリアさやマイクの感度、そして電波の安定度まで互角だ。むしろiPhoneの方が電話帳を検索しやすいので、電話をかけるときに2台並べて机の上に置いてあれば、iPhoneを選ぶことが多いくらいだ。またiPhoneに付属のイヤホンマイクを使った通話が思いのほか快適で、相手の声が両耳から聞こえるので非常に話しやすい。もっとも、筆者はこの1カ月、ほぼ都内でiPhoneを使っている。電波の安定度は、郊外に出るとまた印象が変わるのかも知れない。

iPhone 3Gは、本体の手のひらへのフィット感などのハードウエアと、滑らかに動作するソフトウエア組み合わさって、最高の使い心地を実現している
iPhone 3Gは、本体の手のひらへのフィット感などのハードウエアと、滑らかに動作するソフトウエア組み合わさって、最高の使い心地を実現している