今話題の低価格ミニノート。以下でおすすめモデルとして選んだ5機種は、どれを買っても後悔しないはずだ。
まず、一番重要なポイントとして、HDD搭載を絶対条件にした。16GB 程度のSSDでは、容量が不足するのが確実だからだ。もちろん、ベテランユーザーが分かったうえで買うなら何の問題もない。この5機種は、HDDが120GB以上あるので、外出先でデジカメ写真の保存に利用したり、iTunesで音楽やビデオをためても余裕があるはずだ。液晶も8.9型ワイド以上が条件で、解像度も1024×600ドットを下限と考えた。もちろん、さらに解像度が高いHP Mini-Noteは、非常に魅力的だ。
注目機種として、最近発表された東芝、NEC の国内大手メーカー製品も加えているが、本記事執筆時点では実売価格は予想価格となっている。発売後は5万円台まで落ちてくることが予想され、ライバルと横並びとなる可能性も高い。そうなれば、サポート体制が充実している分、安心して選べることになる。
ネットブックの標準的な価格が5万円台なので、5000円の価格差は約1割にもなる。一方、たった5000円なら好みの機種を買いたいという考え方もあるだろう。どう考えるかは、もちろんユーザー次第だ。
四角いボディーは高級感あり

NECがついに投入したネットブック。独自のボディーは真四角な箱のようで、天板と左右側面を美しく塗装しており、高級感はバッチリだ。キーボードも17mmピッチでタイピングしやすいが、クリックボタンがパッドの左右に分かれているタイプなのは残念。
Bluetoothを内蔵する

東芝製のネットブック。ブラックボディーは天板を光沢塗装にし、周囲にシルバーを張り巡らせて引きしまったデザインだ。キーピッチが15mm 台とタイピングしづらいのが最大の弱点。拡張性は高く、Bluetoothを内蔵し、ワイヤレスマウスをスマートに使える。