クラウドコンピューティングという言葉が注目されている。クラウドとは雲のことで、インターネットを図で表す際に雲のような形を描くことに由来する。インターネット上にあるサービスを利用すれば、パソコンで処理しているようなことをすべて使えるようになるという考え方。
マイクロソフトはWindows 7から本格的にクラウドコンピューティングに取り込み、メールソフトや映像編集ソフトなどの付属ソフトを自社のネットサービス「Windows Live」と連携させ、「Windows Live Essentials」という総称で再構成する予定だ。
■ソフトをゲットするまで
メールソフトは「Windows メール」から「Windows Live Mail」へと置き換わる。プレベータ版ではWindows Live Mailはインストールされておらず、Windows Liveのサイトにアクセスして、Windows Live Mailのダウンロードを行ってインストールする必要がある。
この仕組みは、メールソフトだけでなく、メッセンジャーやフォトギャラリー、ブログ投稿ツール「Writer」にも共通している。製品版ではプリインストールされる予定だ。
ちなみに、これらソフトは「Windows Live」ブランドに再構成され、「Windows Live Essentials」と呼ばれる。
