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 マイクロソフトの統合オンラインサービスである「Windows Live」が、生まれ変わった。12月3日、トップページをリニューアルし、さまざまな機能強化を図った。同社はここ数年、製品の基本戦略として「ソフトウエア+サービス」を掲げている。Windowsに代表されるパッケージソフトと、昨今のはやりであるクラウド型のオンラインサービスを合わせて提供することで、利便性を高めるというものだ。後者のオンラインサービスのうち、個人向けサービスで最も重要な役割を担うのが、Windows Liveである。

 機能強化のポイントは2つある。一つは、従来から提供してきたWebメール、オンラインストレージ、Webアルバムといった基本サービスの拡充。もう一つは、Windows Liveユーザー間で、情報を交換したりデータを共有したりする新機能「つながり」を組み込んだことだ。

 基本サービスの拡充について見ていこう(図1)。Webメール「Live Hotmail」は、画像を表示する処理のアルゴリズムなどを見直し“サクサク感”をアップさせた。表示などの速度が従来より最大70%向上したという。迷惑メールをより効果的に排除できる工夫も施した。同時に、メールの保存容量を無制限にする。2007年5月に保存容量の上限を撤廃した米ヤフーに続くものだ。実装は先になるが、他社メールサービスに届いたメールを読み込む機能も用意する。

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 オンラインストレージ「Live SkyDrive」は、5GBだった保存容量を25GBに増やした。無料で利用できるオンラインストレージの中で断トツの容量を誇っていたLive SkyDriveだが、さらにライバルを大きく引き離した。容量制限がなくなるLive Hotomailと合わせ、クラウド側に巨大なストレージを持てることがWindows Liveの大きな魅力となる。

 3つめのWebアルバムは、「Live フォト」と呼ぶ新サービスとして提供する。 Live SkyDriveにアップロードした写真群を、アルバムのようにタイル表示したり、スライドショーを再生したりできる。これまでブログサービス「Live Spaces」の一機能としてWebアルバムを提供してきたが、リニューアルで独立させた。

 Live フォトは、Webアルバムとしてごく一般的な機能を備えている。閲覧可能なユーザーを限定でき、相手に写真をダウンロードさせることが可能。写真ごとに閲覧者がコメントを残せる。スライドショーは凝っていて、写真ごとにそのトーンに合った背景色が自動的に選ばれる。カラフルで見た人に楽しんでもらえる。同社のコンテンツ再生技術「Silverlight」を活用することで実現している。

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