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 ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン(GfK)の調査によると、ネットブックを通信サービスとのセットで購入するユーザーは、全国のネットブック購入者の2割程度だという。ただし、ビックカメラやヨドバシカメラなど、首都圏の大手量販店に聞くと、通信セット購入の比率は5割前後まで高まっているようだ。つまり、地域によって通信セット購入の比率はばらつきがあることが分かる。

都市部で半数が通信セットで購入

 その理由は、通信セット購入の対象がこれまではイー・モバイルのサービスにほぼ限定されていたことにある。同社の高速通信方式「HSDPA」に対応したサービスのエリアは、他事業者の3G携帯電話サービスと比べると狭く、現状では主に都市部でしか利用できないサービスとなっている。

 このため、都市部のユーザーは通信セット購入の割合が高まるが、イー・モバイルのエリア展開が不十分な地域では通信セット購入がそれほど進んでいない。ただ今後、NTTドコモやソフトバンクなど、サービスエリアが広い通信事業者が通信セット販売を積極的に展開すれば、その利用が全国的に拡大する可能性がある。

 都市部を中心に通信セット販売が人気を集めているのは、ネットブックの場合、その割り引きによって価格の桁が変わるため、ユーザーに与える心理的なインパクトが強くなるからだろう。ASUSのEee PCなど一部の機種は、通信セットによって100円で販売されている(図9)。これは極端な例としても、売れ筋トップのAspire oneでさえ、通信セットでは常に4980円と単体定価と比べて一桁低い額で販売されているのだ。

図9 ビックカメラ(有楽町店・本館)の販売コーナーでは、通信セットの100円ネットブックをアピール。
図9 ビックカメラ(有楽町店・本館)の販売コーナーでは、通信セットの100円ネットブックをアピール。
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