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今年もパソコンメーカー各社が夏商戦に向けた新製品を相次いで発表した。今号では、NEC、富士通、ソニー、東芝などの製品について、その概要を紹介する。

 ゴールデンウイーク目前のこの季節、主要パソコンメーカーの夏商戦向けモデルが相次いで登場している。既に、NEC、富士通、ソニー、東芝の大手4社が新製品を発表。日本ヒューレット・パッカードやマウスコンピューターも並んだ。

 2009年の夏モデルの主な変更点をまとめると、下の3点になる。

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 まず第1に、Blu-ray Disc(BD)の読み書きができるドライブ(BD-REドライブ)を搭載する機種が増えたこと。春モデルでは上位モデルに限定されていたが、今夏には中位モデルにも広がってきた。

 次に、フルハイビジョン(フルHD)対応の液晶ディスプレイを搭載または同こんするモデルが増えていること。NECなどは売れ筋のモデルにもフルHD機種を投入した。この背景には、地上デジタル放送(地デジ)の本格化やハイビジョン撮影に対応したデジタルカメラ/デジタルビデオカメラの普及、BDへの記録、再生ができる機器の増加などがある。1920×1080ドットを表示するフルHD液晶であれば、地デジの番組やBlu-rayコンテンツといったハイビジョン映像を、画質を落とすことなく表示できるからだ。

 また、64ビット版のWindows Vista Home Premiumを搭載するモデルが登場していることも目立った。具体的にはソニーが全モデルのOSを64ビット版に変更。NECやマウスコンピューターも上位機種に搭載した。64ビット版の利点は、4GB以上のメモリーを認識、活用できることだ。ただし、32ビット版でしか動かないアプリケーションもあるので注意したい。

 なお、これらと別の動きとして、インテルのAtomなどのCPUを搭載した低価格デスクトップ、いわゆる「ネットトップ」が複数のメーカーから登場しているのもこの夏の特徴である。

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