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 台湾XIGMATEKは、Core i7にも対応したファンレスCPUクーラー、ヒートパイプを採用したメモリー用ヒートスブレッダーなど、高性能な冷却製品のラインアップを拡充する。

 CPUクーラーのフラッグシップ製品「Thor's Hammer S126384」は、CPU面に直接ヒートパイプが接する「H.D.T.(Heat-pipe Direct Touch)テクノロジー」という技術を採用したもの。CPUに接する8mm径のヒートパイプ4本に加え、CPUブロック部の熱を効率よくアルミフィンに伝えるため、さらに6mm径のヒートパイプ3本を2層構造で実装した。

Thor's Hammer S126384は、H.D.T.テクノロジーと、ヒートパイプを2層構造にすることで、ファンレスでCore i7にも対応できる冷却性能を確保
Thor's Hammer S126384は、H.D.T.テクノロジーと、ヒートパイプを2層構造にすることで、ファンレスでCore i7にも対応できる冷却性能を確保
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8mm径のヒートパイプ4本がCPUに接する構造を採用
8mm径のヒートパイプ4本がCPUに接する構造を採用
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 形状が異なる2種類のアルミフィンを組み合わせることで、フィンが空気に触れる面積を増やし、放熱性能も高めている。これにより、「オーバークロックしなければ、Core i7でもファンレスで使える」と、ゲイリー・ファン社長は胸を張る。

Thor's Hammer S126384の特徴を説明するゲイリー・ファン社長(Gary Huang, General Manager)
Thor's Hammer S126384の特徴を説明するゲイリー・ファン社長(Gary Huang, General Manager)
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 もちろんファンを装着すれば、さらなるパフォーマンスアップも期待できる。防振機能を備えたゴム製マウンターが付属しており、クーラーの前後に12cmファンを装着できるようになっている。これにより冷却性能を上げれば、CPUをオーバークロックすることも可能だ。
 
 対応プラットフォームはLGA1366/LGA775、Socket AM3/AM2+など。実勢価格は8000円程度と少々高価だが、「Core i7をファンレスで使える静音ソリューションに価値を見いだしてくれるユーザーも多いはず」とファン社長は自信をみせる。

Thor's Hammer S126384に12cmファンを装着したところ
Thor's Hammer S126384に12cmファンを装着したところ
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ファンは付属の防振ゴムマウンターを使って装着する
ファンは付属の防振ゴムマウンターを使って装着する
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 DDR3/DDR2 DIMM用のヒートシンク「Dragoon N422」も販売開始する。この製品は、H.D.T.テクノロジーをメモリーヒートシンクに採用した初めての製品。それぞれの面に直径4mmのヒートパイプを装備し、メモリーチップの熱を効率よくヒートシンクとフィンに伝達できるようにした。

 ヒートシンクに搭載したアルミフィンは、表面と裏面で互い違いになるよう工夫してあり、それぞれの面の熱を効率よく逃がせるように設計してある。Dragoon N422を2セットパッケージにしたモデルを用意しているが、「Core i7プラットフォーム用にトリプルチャネルのセットも販売するつもり」(ファン社長)と言う。

H.D.T.テクノロジーをメモリーヒートシンクにも応用したDragoon N422
H.D.T.テクノロジーをメモリーヒートシンクにも応用したDragoon N422
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 PC電源では、変換効率82%以上を実現した80 Plus Bronze対応モデル「NRP PC502」を追加する。12V出力を2系統備えたATX電源で、パッケージにもリサイクルペーパーを採用するなど、「地球にやさしいソリューション」(ファン氏)と位置付けている。

80 Plus Bronzeに対応する「NRP PC402」。日本市場では500Wモデル「NRP PC502」を販売する
80 Plus Bronzeに対応する「NRP PC402」。日本市場では500Wモデル「NRP PC502」を販売する
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 XIGMATEKは、創業から5年の新しいメーカーだが、個性的な技術を駆使し、ハイエンド市場で着実に頭角を現わしている。ファン社長は、「最先端のパーツが集まる日本市場で認められることが、世界市場で成功を収めるための試金石」として、高性能なパソコンパーツを積極的に展開する予定だ。Intelが今年第3四半期に投入を予定しているLGA1156プラットフォーム対応のCPUクーラーも開発を終えており、その一部はCOMPUTEX Taipei 2009で展示するという。