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 かねてから話題に上っていたデルのモバイルノート「adamo」がついに登場した。adamoとは、ラテン語で「新しい愛の始まり」を意味するという。一目ぼれしそうなデザインを強調したネーミングなのであろう。今回は「パール・ホワイト」の下位モデル「ADMIRE」をレビューする。

デルの新薄型ノート「adamo」。カラバリは「パール・ホワイト」(写真)と「オニキス・ブラック」の2色を用意する。直販価格は、それぞれ下位モデルの「ADMIRE」が20万5000円、上位モデルの「DESIRE」が27万6000円。
デルの新薄型ノート「adamo」。カラバリは「パール・ホワイト」(写真)と「オニキス・ブラック」の2色を用意する。直販価格は、それぞれ下位モデルの「ADMIRE」が20万5000円、上位モデルの「DESIRE」が27万6000円。
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 注目のボディーは、16.4mmというフラットな薄さで、まるで板のようだ。単に薄いだけでなく、質感や剛性感へのこだわりから、アルミを削りだして作られている。

 細部は、確かに目を奪われる完成度の高さだ。ボディーは、1枚の板からくりぬいたようなスタイルになっており、パームレスト部分から側面まで、継ぎ目が見当たらない。

 天板などにはエッチング加工を施し、ヒンジの後ろの部分は、ランダムに開けた穴がデザインになっている。さらに、キーボードのフチのエッジは、金属を磨き上げたようにキラキラと輝く。

 さすがは金属製らしく、触れるとエッジが効いた硬さを実感できる。ひんやりした手触りが所有欲をくすぐる。

 もちろん、全体的なデザインは好みが分かれるだろう。白(PEARL)は女性にも受け入れやすい優しい印象だが、黒(ONYX)は、一転してガンメタリックのようなハードなイメージで、表面の仕上げも異なる。

 デザインが好みなら、愛着を持って、末永く使えるボディーであることは間違いない。

adamoは、ケースから演出しまくっている。思わずワクワクしてしまう。
adamoは、ケースから演出しまくっている。思わずワクワクしてしまう。
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ボディーは16.4mmと薄く、ほとんど凹凸がないので、まるで板のようだ。
ボディーは16.4mmと薄く、ほとんど凹凸がないので、まるで板のようだ。
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アルミを削りだしているので、各部でしっかりエッジが立っている。上質な手触りだ。
アルミを削りだしているので、各部でしっかりエッジが立っている。上質な手触りだ。
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