PR

 日本ヒューレット・パッカードは2009年4月23日、モバイル向けノートPC「HP Pavilion Notebook PC dv2」(以下dv2)を発売した。AMDの新CPU、Athlon Neo MV-40(1.6GHz)を採用し、グラフィックスチップに「ATI Mobility Radeon HD 3410」を搭載した点が特徴だ。USB接続の記録型DVDドライブも付属する。直販価格は7万3500円。この価格帯では、独立したグラフィックスチップを搭載した製品はあまりなく、Atom N270/N280を採用した低価格ノートPCに比べて割安感がある。

 dv2はAMDの新プラットフォーム「Yukon」を採用したノートPCだ。Yukonは超薄型ノートPC向けという位置付けで、K8世代がベースのシングルコアCPUとグラフィックス機能を内蔵したチップセットである「AMD 690G」のモバイル版「AMD M690」シリーズとセットで使う。組み合わせるCPUはAthlon Neo MV-40(1.6GHz、2次キャッシュ512KB)、Sempron 200U(1GHz、同256KB)、同210U(1.5GHz、同256KB)の3種類。いずれもTDP(熱設計電力、実使用上の最大電力)は低い。Athlon Neo MV-40とSempron 210Uが15W、Sempron 200Uが8Wとなっている。

 dv2の基本仕様は、Atom N270/N280を採用した、いわゆる「ネットブック」よりも上だ。液晶ディスプレイの解像度は1280×800ドット。これは、現在売れ筋の13~15型ワイド液晶搭載のノートPCと同じだ。一般的なネットブックだと1024×600ドットでやや狭く感じられる。メモリーとHDDもネットブックの多くは1GB、160GBだが、dv2ではそれぞれ2GB、320GBと倍の容量になっている。

 チップセットのAMD M690はグラフィックス機能を内蔵している。ネットブックで使われている「Intel 945GSE」の内蔵グラフィックス機能よりも描画性能が高いのだが、最新の低価格機向けグラフィックスチップには及ばない。冒頭で述べたように、dv2はAMD M690のグラフィックス機能を使わず、外付けのグラフィックスチップとしてATI Mobility Radeon HD 3410を搭載している。内蔵機能よりは描画性能が高く、ハイビジョンの動画再生支援機能も備えている。

 このほか30万画素のPCカメラやIEEE 802.11nにも対応した無線LAN機能、Bluetooth、メモリーカードリーダーといった、最近のノートPCでは当たり前となった機能は一通り備えている。ただ、PCカードスロットやExpressCardスロットは無い。

天板と内側は光沢処理を施してある。液晶ディスプレイの表面も光沢だ。
天板と内側は光沢処理を施してある。液晶ディスプレイの表面も光沢だ。
[画像のクリックで拡大表示]

●HP Pavilion Notebook PC dv2の主な仕様
CPUAthlon Neo MV-40(1.6GHz)
チップセットAMD M690G
グラフィックスATI Mobility Radeon HD 3410
メモリーDDR2-533 2GB(最大4GB)
HDD320GB (2.5インチ、Serial ATA)
光学式ドライブDVDスーパーマルチ(USB外付け)
ネットワークLAN(100BASE-TX)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n、Bluetooth V2.0+EDR)
PCカメラ30万画素
カードリーダーメモリースティック、同Pro、xD-ピクチャーカード、SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、マルチメディアカード対応
OSWindows Vista Home Premium Service Pack 1
外形寸法幅293×奥行き242×高さ33.5
ディスプレイ12.1型ワイド(1280×800ドット)
重量1.7kg(バッテリー含む)

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

日経クロステック登録会員になると…

新着が分かるメールマガジンが届く
キーワード登録、連載フォローが便利

さらに、有料会員に申し込むとすべての記事が読み放題に!
有料会員と登録会員の違い