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 「Kindle」や「iPad」の登場で、盛り上がりを見せる電子書籍。ただ、そこで語られることの多くは「読み手」から見た話だ。だが、電子書籍は「書き手」の環境にも大きな変化をもたらしている。

 引き金となったのは、相次いで登場した電子書籍作成・配信サービスである。2010年6月にpaperboy&co.が「ブクログのパブー」を開始(図1)。Webブラウザー向け、iPhone/iPad向け、Kindle向けの電子書籍の配信を始めた。

 8月には、アルクの子会社ヒトメディアが「WePublish」を立ち上げた(図2)。こちらは、iPhone/iPad向けに電子書籍を配信する。配信した書籍を1冊単位で印刷製本する有料サービスも用意する。

電子書籍作成・配信サービスでは個人ユーザーが書籍を配信中

図1 paperboy&co.が運営する「ブクログのパブー」(http://p.booklog.jp/)は現在、小説、漫画、写真集など約3000の書籍が並ぶ
図1 paperboy&co.が運営する「ブクログのパブー」(http://p.booklog.jp/)は現在、小説、漫画、写真集など約3000の書籍が並ぶ
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図2 ヒトメディアが運営する「WePublish」(http://wepublish.jp/)。現在の書籍数は100程度だが、9月上旬の有料書籍配信開始に合わせて、さらに増える予定だ
図2 ヒトメディアが運営する「WePublish」(http://wepublish.jp/)。現在の書籍数は100程度だが、9月上旬の有料書籍配信開始に合わせて、さらに増える予定だ
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 これらのサービスの特徴は、誰もが、気軽に電子書籍を発行できることだ。いずれも、電子書籍の作成・配信料は無料。有料の電子書籍が売れた場合は、販売額の一部を同サービスに支払う。