PR

 「iPhone」シリーズの爆発的なヒットを背景に、最近は多くのスマートフォンが登場している。社外から社内の情報にアクセスする端末として、スマートフォンの利用はまだ限られるが(図1)、スマートフォンを使って業務の効率化を実現している企業は少なくない。

【社外から社内の情報へアクセスできる端末の種類】
図1 企業の情報化実態に関する調査2010で、社内のメールやファイル、グループウエアなどにアクセスする手段について聞いた結果。パソコンを利用するという企業が最多で、次点は一般的な携帯電話だった。スマートフォンの利用はまだ少ないが、今後導入が増えると考えられる
図1 企業の情報化実態に関する調査2010で、社内のメールやファイル、グループウエアなどにアクセスする手段について聞いた結果。パソコンを利用するという企業が最多で、次点は一般的な携帯電話だった。スマートフォンの利用はまだ少ないが、今後導入が増えると考えられる
[画像のクリックで拡大表示]

 一般に、社外からアクセスする社内の情報の種類としては、メールとグループウエアが多い(図2)。包装用品の製造などを行う瀧川化学工業でも、主に社外からメールやグループウエアを確認するため、20台の「BlackBerry」を導入した(図3)。メールがすぐに確認できるので迅速な応答が可能となり、顧客対応が改善されたという。

図2 社内の情報にアクセスする手段を持っている企業に、アクセス可能なソフトや情報の種類を聞いた。メールが89.3%と最多だったが、基幹システムにアクセスできると回答した企業も36.7%に及んだ
図2 社内の情報にアクセスする手段を持っている企業に、アクセス可能なソフトや情報の種類を聞いた。メールが89.3%と最多だったが、基幹システムにアクセスできると回答した企業も36.7%に及んだ

【パソコンに比べて起動が速いのが利点】
図3 瀧川化学工業は、BlackBerryを20台ほど導入した。主に、外出の多い社員が、社内のメールやグループウエアなどのチェックに利用しているという。パソコンに比べて起動が速く、携帯電話に比べて社内のシステムとの同期性が高いことを評価している
図3 瀧川化学工業は、BlackBerryを20台ほど導入した。主に、外出の多い社員が、社内のメールやグループウエアなどのチェックに利用しているという。パソコンに比べて起動が速く、携帯電話に比べて社内のシステムとの同期性が高いことを評価している
[画像のクリックで拡大表示]

 同社ではそれまで、外出の多い社員はノートパソコンを持ち歩いていたが、起動に時間がかかるため利用される機会が減ってしまった。そこで、一般の携帯電話にメールを転送して対応していたが、添付ファイルが見られない上、携帯電話のアドレスから送信されてしまうので返信にも不都合があった。そこで、スマートフォンの導入を決めたという。

 BlackBerryを選択した理由について、同社の瀧川弘幸社長は「スケジュールやメールの同期に優れていた点が大きい」と語る。社内のアドレスで返信でき、メールの既読・未読の情報もパソコンとBlackBerryで同期される。ほかにも、紛失時には、遠隔操作で初期状態に戻せる点、キーボードも搭載するため文字を入力しやすく、操作しやすい点などを評価したという。