仕事やプライベートのコミュニケーションツールとして、「Facebook」「Twitter」「mixi」といったソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を利用している人は多い。便利で楽しいSNSだが、故人になったユーザーのアカウントがネット上に残ったままになるという事例が増えつつある(図1)。
事故などで急逝すると、故人が利用していたネットサービスのIDやパスワードは闇の中。SNSであれば、迷惑なコメントが書き込まれても、本人でなければ削除できない。故人が管理していたオンラインストレージに家族旅行の写真などが保存されている場合、削除や変更ができなくなる可能性もある。