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●安心して使える期間が延びた
図1 個人向けWindows Vista/7に延長サポートが適用されたことで、安心して使える期間がさらに5年間延びた。図はVista/7のHome Premium版のパッケージ
図1 個人向けWindows Vista/7に延長サポートが適用されたことで、安心して使える期間がさらに5年間延びた。図はVista/7のHome Premium版のパッケージ

 日本マイクロソフトは2012年2月20日、個人ユーザー向けのWindowsクライアントOSに「延長サポート」を提供すると表明した(図1)。2012年4月10日にサポートを終了する予定だった「Windows Vista Home Basic」「同 Home Premium」「同 Ultimate」は、2017年4月11日まで延長サポートが適用され、「セキュリティ更新プログラム」の提供が受けられる。同様に、2015年1月13日にサポートを終了する予定だった個人向けの「Windows 7 Starter」「同 Home Premium」「同Ultimate」についても、2020年1月14日まで延長サポートが適用され、セキュリティ更新プログラムが提供されることが決まった(図2、図3)。なお、セキュリティ更新プログラムを継続的に受け取るには、Vista/7の最新の「サービスパック」を適用している必要がある。

 同社のサポート方針では、個人ユーザー向け製品には発売から5年間の「メインストリームサポート」のみを提供し、その後はセキュリティ更新プログラムの提供を終了するのが原則だ。つまり、それ以降は新たに見つかった脆弱性を突かれたり、新型のウイルスに感染したりする恐れが増し、安心・快適に利用し続けることが難しい状況になる。

 一方、長期間利用することが前提の企業向け製品に対しては、追加で5年間の延長サポートを提供することになっている。Windows XPに限っては、個人ユーザー向け製品(Home Edition)に対しても例外的に延長サポートを提供しているが、Vistaの個人向け製品にはこれまで「Windows XPと同様の延長サポートを提供する計画はない」としてきた。

●マイクロソフトのサポートルール
図2 マイクロソフト製品のサポート期間は、前半5年間と後半5年間の2段階で構成されている。従来、個人向けのWindowsクライアントOSには「メインストリームサポート」のみを提供し、「延長サポート」は提供していなかった。延長サポートの提供を受けるには、企業向けのWindowsクライアントOSを利用する必要があった。今回の方針転換により、個人向けWindowsクライアントOSも出荷から10年間はセキュリティ更新プログラムが提供されることになった
図2 マイクロソフト製品のサポート期間は、前半5年間と後半5年間の2段階で構成されている。従来、個人向けのWindowsクライアントOSには「メインストリームサポート」のみを提供し、「延長サポート」は提供していなかった。延長サポートの提供を受けるには、企業向けのWindowsクライアントOSを利用する必要があった。今回の方針転換により、個人向けWindowsクライアントOSも出荷から10年間はセキュリティ更新プログラムが提供されることになった
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●方針転換後のWindowsクライアントOSのサポート期限
図3 サポート終了の年月日はいずれも米国での日付。国内のサポート終了日はその翌日となる
図3 サポート終了の年月日はいずれも米国での日付。国内のサポート終了日はその翌日となる
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