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この記事は日経パソコン6月25日号からの転載です。

 米アップルは6月11日(米国時間)、米サンフランシスコで「WWDC(世界開発者会議)2012」を開催。新型のノートパソコンやiPhone/iPod touch/iPad向けの新OS「iOS 6」を発表した(図1)。

 新しい「MacBook Air」と「MacBook Pro」は、CPUに米インテルの第3世代Core iシリーズを採用して基本性能を底上げした。中でも注目はMacBook Proの「Retinaディスプレイモデル」(図2)。新型iPadで話題になった「Retina(レティナ=網膜の意)」と呼ぶディスプレイを採用し、2880×1800ドットという高解像度な15.4型とした。コントラスト比も、通常のMacBook Proに比べて29%高め、178度の広い視野角を確保。従来より写真を鮮明に表示でき、Webページなどの文字も読みやすくなる。厚さは18mm、重さは2.02kg。同日に販売開始し、18万4800円から購入できる。

●新型MacBook Airと、「Retina」搭載MacBook Proが登場
図1 新型MacBook Airを説明する米アップルのワールドワイドマーケティング担当バイスプレジデント、フィリップ・シラー氏
図1 新型MacBook Airを説明する米アップルのワールドワイドマーケティング担当バイスプレジデント、フィリップ・シラー氏
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図2 ガラスケースに収められたMacBook Pro Retinaディスプレイモデル
図2 ガラスケースに収められたMacBook Pro Retinaディスプレイモデル

 新型iPhoneは発表されなかったが、今秋にiPhone/iPod touch/iPad向けの新OS「iOS 6」を提供することが明かされた。200以上の新機能があるという。

 まず、音声入力アシスト機能の「Siri(シリ)」がパワーアップし、iPadでも使えるようになる。野球やバスケットボールなどスポーツの試合結果をSiriで確認できるほか、選手の個人成績や好きなチームの順位もSiriが教えてくれる。料理のジャンルや価格、場所などでレストランを探せるようになり、映画の出演者やタイトルをSiriに語りかければ、どこの映画館で何時から上映されるのかを確認できる。音声でアプリを起動したり、FacebookやTwitterに声で投稿したりすることも可能になる。