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 正確な時刻を表示する携帯電話が普及するにつれ、腕時計を使う人は減りつつある。その空いた手首のスペースを埋める新たなデバイスとして、スマートフォンとの通信機能を持つ腕時計が注目がされつつある(図1)。

●スマートフォンと連携する主な腕時計
図1 ソニーモバイルコミュニケーションズの「SmartWatch MN2」(左)は電池の持ちが約1日だが、豊富な連携機能を備える。カシオ計算機の「G-SHOCK GB-6900」(中)は、スマートフォンとの連携機能を絞り込み。腕時計としても使いやすい2年の電池寿命を実現。米国などで販売されているモトローラモビリティーの「MOTOACTV」は、OSにAndroidを搭載している(右)
図1 ソニーモバイルコミュニケーションズの「SmartWatch MN2」(左)は電池の持ちが約1日だが、豊富な連携機能を備える。カシオ計算機の「G-SHOCK GB-6900」(中)は、スマートフォンとの連携機能を絞り込み。腕時計としても使いやすい2年の電池寿命を実現。米国などで販売されているモトローラモビリティーの「MOTOACTV」は、OSにAndroidを搭載している(右)
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 積極的に製品を提供しているのはソニーモバイルコミュニケーションズだ。2011 年に7980円で発売した初代製品の「LiveView MN800」に続いて、後継機種の「SmartWatch MN2」を2012年4月に9480円で発売した。本体標準の黒以外に、5色のベルトも別売りで用意。国内での販売台数は数万台に達したという。

 またカシオ計算機は、人気のG-SHOCKシリーズにスマートフォンとの連携機能を加えた「GB-6900」を3月に1万8900円で発売した。人気色の黒は既に生産が終了しており、現在は白と赤のモデルが販売されている。「今後は女性向けに小型化したモデルの提供を検討している」(カシオ計算機時計事業部モジュール開発部の奥山正良リーダー)という。

 両製品ともにBluetoothの無線通信機能を使って、スマートフォンとの連携機能を実現しているため、その通信が切れると連携機能は使えなくなる。また、SmartWatchは自社製の「Xperia」シリーズだけに対応し、G-SHOCKもNECカシオモバイルコミュニケーションズの「MEDIAS」シリーズにしか対応していない。カシオは、ほかのスマートフォン・メーカーとも連携する方向で検討を進めているという。

 海外では腕時計自体にAndroid OSを搭載し、単独でアプリを使える「MOTOACTV」のような製品も出ている(アプリの追加ダウンロードは不可)。

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