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 アマゾンが2012年12月18日に発売した「Kindle Fire HD」は、同社が提供する「Kindle」シリーズの中の1機種だ。しかし、「Kindle Paperwhite」などの電子書籍専用端末とは、かなり趣が違う。Android OSを採用しているため、音楽やアプリ、ゲームなどのエンターテインメントコンテンツを楽しんだり、インターネットや電子メールなどが使えるのだ。
 価格は1万5800円(16GB容量の場合)。Androidタブレット市場では3万円台という価格帯が主流だから、この価格はかなり戦略的と言える。Kindle Fire HDを初めてのタブレットとして活用したいと考える人も多いだろう。そこで今回の記事では、Kindle Fire HDを電子書籍専用端末としてではなく、タブレットとしてレビューしていく。

 しかし、ここでひとつ注意が必要だ。Kindle Fire HDはAndroid OSを搭載したタブレットだが、独自のユーザーインタフェースを採用しているため、決して純粋なAndroidタブレットとは言えない。中でも、ストアアプリとして知られるGoogle Playが搭載されていないのは大きな違いだろう。つまりKindle Fire HDには、世間一般に言われるAndroid OS用アプリを自由にインストールすることができないのだ。Kindle Fire HDを購入する際は、Androidタブレットとしてではなく、全く新しいカテゴリーの製品と考えた方がよいだろう。

液晶画面には、ビデオチャット用のカメラも搭載されている。
液晶画面には、ビデオチャット用のカメラも搭載されている。
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背面には、ステレオスピーカーが配置されている。
背面には、ステレオスピーカーが配置されている。
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