PR

 注文ボタンを押すだけで、商品がすぐに届くネットショッピングは、我々の生活に浸透した便利なサービスだ。このネットショッピングに変革を引き起こすサービスが盛り上がりつつある。誰もが無料で自分の店をネット上に開けるというオンラインストア構築サービスだ。既に「手作りの作品を売ってみたい」「地元の特産品を多くの人に届けたい」という個人や小規模事業者が続々とストアを出店しており、さまざまな品物を販売している。

 これまで、ネット上で何かを販売しようとした場合、楽天やAmazon.co.jpなど大手のショッピングサイトと契約を結ぶ方法があった。ただ、通常は出店のための月額料金と販売した商品の売り上げに応じて手数料がかかる。このほか「管理画面で設定項目が多く、気軽に始めることは難しい」(関係者)という問題もあった(図1)。こうした障壁を取り払ったのが無料の構築サービスというわけだ。

●個人でも簡単に自分だけのオンラインストアを構築
図1 これまで小規模の事業者や個人が楽天などのショッピングサイトで商品を販売するには、コストや手間がかかることが高いハードルだった。無料のオンラインストア構築サービスを使えば、誰でも簡単にネット販売が可能となる
図1 これまで小規模の事業者や個人が楽天などのショッピングサイトで商品を販売するには、コストや手間がかかることが高いハードルだった。無料のオンラインストア構築サービスを使えば、誰でも簡単にネット販売が可能となる
[画像のクリックで拡大表示]

SNS並みの簡単操作

 実際にサービスを利用してオンラインストアを作ってみると、あっけなく感じるほど簡単。例えば、「STORES.jp」の場合は、Webページを開き、ストアのURLやメールアドレスとパスワードを入力。続いてデザインを設定し、商品の写真や値段などを登録するだけで、ストアが完成する(図2)。SNSのアカウントを登録する程度の気軽さでストアが構築できる。別サービスでは「BASE」の操作手順も同様に簡単だった。「ZEROSTORE」は申し込み後に運営会社ディー・エヌ・エーの審査があるが、構築の作業自体は簡単だ。

●メールアドレスやパスワードを入れるだけでストアができる
図2 「<a href=STORES.jp」でストアを作る例。Webサイトを開いてURLとメールアドレスなどを入力し、ストアのデザインや商品を登録する。それだけで、いとも簡単に自分だけのストアができる。ストアの画像は編集部で作成したサンプル">
図2 「STORES.jp」でストアを作る例。Webサイトを開いてURLとメールアドレスなどを入力し、ストアのデザインや商品を登録する。それだけで、いとも簡単に自分だけのストアができる。ストアの画像は編集部で作成したサンプル
[画像のクリックで拡大表示]

 購入者がWebブラウザーでストアのURLを開き、商品の写真を選ぶと注文の画面が出て、クレジットカードなどで決済できる。購入者がクレジットカードで買った場合は、売主は一定の決済手数料を負担する。決済や配送のトラブルを防ぐため、「クレジットカードで支払われたお金は一度我々が預かり、1カ月以上経過して商品の発送などに問題がなければ販売元に払う」(STORES.jpを運営するブラケットの光本勇介代表取締役/CEO)といった仕組みがある。