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 中央省庁で、インターネットのグループメールサービスを利用したことによる情報漏洩が問題になっている。2013年7月11日までに内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)が取りまとめたところ、4省庁の職員・関係者と、厚生労働省が所管する医療・介護事業者が、内部情報を漏洩させていた(表1)。

●政府機関でGoogleグループの利用による情報漏洩が相次ぐ
表1 Googleグループの利用によって生じた情報漏洩事案。2013年7月11日までに各省庁から発表された資料を基に編集部がまとめた
表1 Googleグループの利用によって生じた情報漏洩事案。2013年7月11日までに各省庁から発表された資料を基に編集部がまとめた
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 これらはいずれも、該当する電子メールや投稿を「Googleグループ」上でやり取りしていた。このWebサービスは米グーグルが無料提供しており、複数のメンバーでメールや投稿を共有し、過去のメールを閲覧できる機能を持つ(図1)。

●Googleグループの基本はオープンな情報交換
図1 Googleグループは、メーリングリストだけでなく、電子掲示板や公開のディスカッションなど、オープンな情報共有で使われることを想定したサービスである
図1 Googleグループは、メーリングリストだけでなく、電子掲示板や公開のディスカッションなど、オープンな情報共有で使われることを想定したサービスである
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