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 クラウドサービスを利用する企業は年々増える一方だ。特に広がっているのが、メールやグループウエアなどのソフトウエアをサービスとして提供する「SaaS(Software as a Service)」である。「全面的に利用」が2.1%、「一部のシステムで利用」が34.5%だった(図1)。今回の調査では「利用を検討」とする回答を含めると、ついに5割を超えた。

●SaaSを利用または検討する企業が過半数に
図1 メールや業務ソフトをネットワーク経由で利用する「SaaS」の利用率。クラウドサービスの利用企業はSaaSが最も多く、毎年増加している。利用を検討している企業も含めれば過半数に達した
図1 メールや業務ソフトをネットワーク経由で利用する「SaaS」の利用率。クラウドサービスの利用企業はSaaSが最も多く、毎年増加している。利用を検討している企業も含めれば過半数に達した
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 SaaSほどではないが、OSやミドルウエアなどを提供する「PaaS(Platform as a Service)」や、サーバーやストレージなどのインフラを提供する「IaaS(Infrastructure as a Service)」の利用企業も増えている。「全面的に利用」「一部のシステムで利用」との回答は、PaaSが12.9%、IaaSが12.5%に増加(図2)。2012年度の前回調査では、PaaS、IaaSともに7~8%程度だった。

●PaaSやIaaS利用企業は1割超え
図2 OSやミドルウエアなども提供する「PaaS」と、サーバーやストレージなどのハードウエアを提供する「IaaS」を利用する企業の割合。ともに初めて1割を超えた
図2 OSやミドルウエアなども提供する「PaaS」と、サーバーやストレージなどのハードウエアを提供する「IaaS」を利用する企業の割合。ともに初めて1割を超えた
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 こうしたクラウドサービスで、具体的にどのようなシステムを動かしているのか。回答で多かったのは、「メール」(58.6%)、「グループウエア」(45.3%)だが、「財務会計システム」「統合基幹業務システム」といった業務システムも、ともに14.3%が利用(図3)。重要度の高いシステムでも、クラウドを利用し始めている。

●基幹業務に近いシステムにもクラウドサービスを利用
図3 クラウドサービスで、どのようなシステムを利用しているかを聞いた。メールやグループウエアと回答する企業が多かったが、財務会計や統合基幹業務といった、コア業務に関わるシステムも利用し始めているようだ
図3 クラウドサービスで、どのようなシステムを利用しているかを聞いた。メールやグループウエアと回答する企業が多かったが、財務会計や統合基幹業務といった、コア業務に関わるシステムも利用し始めているようだ
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