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 ウエアラブルPCが、グーグルのウエアラブル機器用OS「Androidウエア」の発表により、また一歩、本格的な実用化に向けて大きく前進したといえそうだ。

 これは、AndroidOSと連携するウエアラブル機器のためのOS。開発者向けに公開することで、新たな機器やアプリの開発を促進する。

 このOSを搭載した機器を、「グーグルウェア」という。スマートフォンを親機と考えたとき、その子機に当たるのがグーグルウェアだ。かばんにしまったスマホを取り出すことなく、ちょっとした操作を手元で行えるようになる。

 例えば、予約しておいたタクシーの現在位置が表示されたり、待ち合わせしている友人とテキストメッセージでやり取りできたりする(図1)。ユーザーからの入力は主として音声なので、手が空いていないときなどでも対応可能だ。

スマホを触る必要がなくなる? 腕時計型ウエアラブルPCが目前に
図1 グーグルウェア(グーグルのウエアラブル機器)には、スマートフォンの機能のうち、すぐにやり取りできると便利な機能が搭載される。電話やメールの着信表示、簡単なテキストメッセージのやり取り、ニュース検索、地図のナビゲーションなどだ。予定表のアラームなども表示される。入力は主に機器に話しかける、音声入力になる
図1 グーグルウェア(グーグルのウエアラブル機器)には、スマートフォンの機能のうち、すぐにやり取りできると便利な機能が搭載される。電話やメールの着信表示、簡単なテキストメッセージのやり取り、ニュース検索、地図のナビゲーションなどだ。予定表のアラームなども表示される。入力は主に機器に話しかける、音声入力になる
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 利用可能な機能は、現在のところメール、地図、テキストメッセージなどが想定されているが、いずれはネット接続された家電の操作なども行えるようになると見込まれている。帰宅時にクルマの中から「ガレージのシャッターを開けて」とウエアラブル機器に指示を出せれば、確かに便利だろう。

 LGエレクトロニクスとモトローラが機器開発を表明(図2)。早ければこの夏にも製品が登場する。まずは腕時計型からとなりそうだが、いずれさまざまな形のウエアラブル機器が出てくるかと思うと楽しみだ。

図2 AndroidOSと同様、機器やアプリを各メーカーが開発/販売するという環境ができるだろう。すでに米モトローラは「Moto 360」のプロトタイプを発表しており、7月にも製品が登場する
図2 AndroidOSと同様、機器やアプリを各メーカーが開発/販売するという環境ができるだろう。すでに米モトローラは「Moto 360」のプロトタイプを発表しており、7月にも製品が登場する
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