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 無線LANの電波を中継する「無線LAN中継機」の製品が増えている。「売れ行きは好調」(バッファロー)で、周辺機器メーカーが力を入れ始めた。

 無線LAN中継機は、「自宅に無線LANを導入したのに、電波が届きにくい場所があって困っている」というユーザーに役立つ機器。親機となる無線LANルーターからの電波を中継し、通信可能なエリアを拡大する。

 電波が届かない環境と聞くと、「広大な敷地の自宅を所有する人が使うものだろう」と考えるかもしれないが、必ずしもそうではない。浴室や台所など、水回り周辺では電波が届きにくく、通信速度が低下しがち。さほど広くない住宅やマンションでも発生し得る、こうした問題も、中継機を導入することで解消できる。

邪魔にならない小型製品も

 中継機を導入しても、無線LANの使い勝手はほとんど変わらない。中継機は、無線LANネットワークを識別するSSID(Service Set Identifier)や、セキュリティ規格WPA2(Wi-Fi Protected Access 2)のパスワードなどの設定を、親機から自動的に引き継ぐためだ。ノートパソコンやスマートフォンなどの子機は、無線LANの接続設定を変更する必要がない(図1)。

●自宅の無線LANエリアを子機の設定を変えずに拡大
図1 無線LAN中継機を使うと、無線LANの電波が届く範囲を拡大できる
図1 無線LAN中継機を使うと、無線LANの電波が届く範囲を拡大できる
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 中継機と親機を接続する設定操作も簡単だ。親機が「WPS(Wi-Fi Protected Setup)」と呼ぶ規格に対応していれば、親機と中継機のボタンを押すだけでよい。この方法なら、中継機と親機が別のメーカーの製品であっても問題ない。WPSが使えない場合は、中継機の管理画面でいくつかの設定をすることになる。