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 格安SIMに追い風が吹いてきた。基本スペックがそこそこあるのに3万円程度と割安なSIMフリーのスマホが続々と登場(図1)。さらに格安SIMでは最大高速通信量が軒並み増大し、通話料半額の製品も登場してきた。

“お手ごろスペック”のSIMフリースマホが続々と登場
図1 8月に登場した「LG G2 mini」は約3万7000円(8GB)と低価格が魅力だったが、さらに3万円を切る「ZenFone 5」が11月に登場。いずれも、そこそこ優れたスペックでお手ごろだ
図1 8月に登場した「LG G2 mini」は約3万7000円(8GB)と低価格が魅力だったが、さらに3万円を切る「ZenFone 5」が11月に登場。いずれも、そこそこ優れたスペックでお手ごろだ
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 “お手ごろスペック”スマホで先行したのは8月に登場した「LG G2 mini」。クアッドコアCPUに800万画素メインカメラ、GPSを装備しながら価格は約3万7000円だ。追って11月には3万円を切る価格で「ZenFone 5」が発売された。

 いずれも大手キャリアの主力製品より3万~6万円ほど安く、お買い得感がある。ただし基本機能以外は割愛気味(図2)。ワンセグや防水、おサイフケータイといった国内スマホ特有の機能が省かれている。4K動画撮影やハイレゾ音源再生といった最新機能もないので、割り切って使う必要がある。

最新の売れ筋Xperia Z3とZenFone 5を比べてみる
図2 最新冬モデルの「Xperia Z3」とZenFone 5を比較した。どちらもOSはAndroid4.4でクアッドコアCPUを搭載する。ただしZenFone 5は動作周波数が低く、ハイレゾオーディオ再生といった最新機能がない。防水、ワンセグといった日本向け機能も備えていないが、基本スペックはまずまず優秀
図2 最新冬モデルの「Xperia Z3」とZenFone 5を比較した。どちらもOSはAndroid4.4でクアッドコアCPUを搭載する。ただしZenFone 5は動作周波数が低く、ハイレゾオーディオ再生といった最新機能がない。防水、ワンセグといった日本向け機能も備えていないが、基本スペックはまずまず優秀
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 一方、格安SIMは値段据え置きで大容量化が進んでいる。データ通信専用SIMは月額900円(税別)で最大高速通信量は月に1GBから1.5GBが一般的だったが、10月以降、各事業者が増強し、月2GBが相場になってきた(図3)。

格安SIMの最大高速通信量は1カ月2GBに
図3 10月より格安SIMの最大高速通信量が増加。月額は900円(税別)と変わらないが、1カ月当たり2GBが相場になってきた
図3 10月より格安SIMの最大高速通信量が増加。月額は900円(税別)と変わらないが、1カ月当たり2GBが相場になってきた
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 音声通話が可能なSIMでは、専用アプリを使うことで通話料が半額になるサービスが登場(図4)。大手キャリアのように通話し放題ではないが、選択肢が増えたのはうれしい。

専用アプリを使うことで通話料が半額になるSIMも
図4 左はビッグローブの「BIGLOBE LTE・3G音声通話SIM」、右はU-mobileの「U-mobile音声通話機能付きSIMカード」。いずれの格安SIMも同社の専用アプリを使うことで、国内の通話料が20円(税別)/30秒から10円(不課税)/30秒と半額になる
図4 左はビッグローブの「BIGLOBE LTE・3G音声通話SIM」、右はU-mobileの「U-mobile音声通話機能付きSIMカード」。いずれの格安SIMも同社の専用アプリを使うことで、国内の通話料が20円(税別)/30秒から10円(不課税)/30秒と半額になる

※掲載した価格は2014年11月上旬時点のもので、税別と記載されたものを除き税込み価格
■変更履歴
記事公開時、図3の「IIJ mio」の10月からの通信データ量を「2GB/日」としていましたが、正しくは「2GB/月」です。お詫びして訂正します。図は修正済みです [2015/01/14 15:05]