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 韓国最大のポータルサイト「NAVER」の運営会社であり、日本のLINEの親会社であるNAVERは9月14日、今後5年間ハードウエアに1000億ウォン(約110億円)を投資すると発表した。

 NAVERが投資するのはロボット、スマートカー、スマートホームなど。NAVERがポータルサイト・SNS運営やソフトウェア開発で蓄積した技術をハードウエアに応用し、新しいビジネス分野を探すのが目的である。

 投資計画は、2020年までロボットに400億ウォン(約44億円)、スマートカー・電気自動車に400億ウォン(約44億円)、スマートホームに100億ウォン(約11億円)、ハードウエア基盤ベンチャー投資に100億ウォン(約11億円)、合わせて1000億ウォン(約110億円)である。NAVERは2014年1年間、研究開発に約3400億ウォン(約374億円)を使っている。

 この投資計画を、9月14日開催された韓国最大規模の開発者カンファレンス「第8回DEVIEW」で公開した。基調演説をしたNAVERのソン・チャンヒョンCTOは、「ロボティクス」「モビリティ」「スマートホーム」の3つの分野でハードウエアとソフトウエアの技術コラボレーションをし、韓国や海外の大学と共同研究・開発をするために投資すると発表した。ロボティクス、モビリティ、スマートホームで使えるプラットフォームとソフトウエアを開発し、海外でもサービスを提供したいという。

写真●ソウルの南にあるNAVER本社ビル
写真●ソウルの南にあるNAVER本社ビル
NAVERはインターネットビジネスに留まらず、グーグルのようにハードウェア分野にも投資することを発表した。
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 NAVERの技術研究所である「Naver labs」が、「プロジェクトBLUE」という名前でこの研究開発を進めるという。現在プロジェクトに参加する外部の専門家は、ロボット研究で有名なUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)デニス・ホン教授が決まっている。Naver labsは韓国に限らず海外から幅広く研究員を採用し、海外の大学にいる研究員らと情報交換できるネットワークを構築するという。技術力のあるベンチャーや中小企業にも投資する。