写真、動画、音楽などのファイルをクラウドにアップロードして保存する個人向けオンラインストレージに続々と新機能が加わっている。米ドロップボックスの「Dropbox」、米マイクロソフトの「OneDrive」、ヤフーの「Yahoo!ボックス」、米グーグルの「Googleドライブ」といったサービスがしのぎを削っている状況だ(図1)。その背景にあるのはスマートフォンからの利用の増大だ。
ドロップボックスは2015年4月28日、ファイルを編集・表示する画面のメニューから、そのファイルをオンライン上で共有可能なユーザーとチャットできる機能を追加した(図2)。パソコン版およびiOSアプリから利用できる。例えばファイルを共有している複数のユーザー間でコメントを確認しながら企画書を編集といった作業がリアルタイムでできる。