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 電子情報技術産業協会(JEITA)は2015年4月24日、2014年度(4~3月)のパソコンの国内出荷実績を発表した。それによると、2014年度のパソコンの出荷台数は918万7000台(前年度比75.9%)。2009年度以来、5年ぶりに1000万台を下回った。単月でも10カ月連続で対前年2けた減が続くなど、パソコンの出荷台数低下が鮮明になっている(図1)。

●パソコンの出荷台数の推移
●パソコンの出荷台数の推移
図1 2013年度にあったWindows XPのサポート終了に伴うリプレース特需などの反動で、2014年度のパソコン出荷台数は1000万台を下回った(JEITAの統計データを基に筆者が作成)
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 パソコンの出荷台数のうちデスクトップは258万1000台(同70.5%)、ノート型が660万6000台(同78.2%)で、デスクトップの落ち込みは特に大きい。全体に占めるノート型の比率は71.9%となった。

 出荷台数が低下した原因についてJEITAでは、「Windows XPリプレースの特需と、消費税増税前の駆け込み特需の反動が重なったため」と見ている。2014年4月の「Windows XP」サポート終了に備えたリプレース需要で、パソコンの出荷台数は2013年10月~2014年5月まで前年同月比2けた増の成長が続いた。しかし、その後は低迷し、2014年度総数としては低い水準となった。なお、JEITAの統計は2007~2010年度は13社、2011年度と2012年度は12社、2013年度は11社、2014年度は10社の統計となっている。