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 自分が歳を取るにつれ、当然親も歳をとる。親が70代ともなると、物忘れが激しくなってきたり、足元がおぼつかなくなってきたり、動作が鈍くなってきたり、できないことが増えたりなど、いろいろある。ごくごく近所で1人暮らししている筆者の「おかん」(母)も、だんだん生活が心もとなくなってきた様子で、日々心配している。

歳をとって、いろいろ心もとなくなってきた親が心配

 家事や買い物の介添えなど、母の日常のサポートはヘルパーさんを頼んでいるが、介護保険の範囲内ではだんだん間に合わなくなってきて、何かにつけ、筆者もサポートしなくてはならなくなってきた。

 例えばデイサービスやリハビリに行く際など、今までは母は1人で支度をしていたが、最近は迎えが来る時間までに支度が間に合わなかったり、持ち物が足りなかったり間違えたり、などのトラブルが多くなってきた。そのあたり、筆者が朝ちょっと行って、手伝ってあげたり、持ち物を見てあげたりして、サポートするようにしている。

 夫(筆者の父)を早くに亡くして、気ままな1人暮らしが長い母は、マイペースである意味「いい加減」だ。例えばつまづきやすいところに平気で物を放置してあって、「危ないよ」と注意しても、「大丈夫よ、見えてるんだから当然避けるわよ」などと反論しつつ、つまづいて転びそうになる、みたいな感じだ。この「いい加減」で気の強い性格もあり、けがや事故を起こさないか、急に体調を崩さないか、など、筆者の心配も加速しつつある。

 でも、筆者も自分の仕事や家庭があるわけで、母のことばかりに時間を割いてもいられない。

 そんなときに思いついたのが、見守りカメラ。パソコンやスマートフォンから、実家に置いたカメラの映像で母の様子を確認できれば、と思ったのだ。幸い、50メートルの距離に住んでいるので、異状を発見したら、すぐに駆け付けられるし。

ネット環境とカメラを実家に導入

 ならばさっそくカメラを用意して、と、思いきや、実家にはネット環境がないのを思い出した。昔、母にパソコンをプレゼントしたときに、ケーブルテレビのネット接続も契約したが、使わないからと、母が解約してしまったのだ。